2024年9月1日(日)
欧州訪問 8/29~9/10
志位議長ベルリン到着
社会主義者追悼記念公園を訪問
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日本共産党の志位和夫議長は30日、ベルリンに到着し、ドイツ左翼党国会議員団副団長のゲジーネ・レッチュ氏、同党前国際部長オリバー・シュレーダー氏の案内で社会主義者追悼記念公園を訪問しました。(関連記事)
同公園は、1919年のドイツ革命のさなかに時の政権によって殺害されたローザ・ルクセンブルクやカール・リープクネヒト、ナチスなどによる迫害・弾圧で命を落とした多くの共産主義者、社会主義者などを記念している施設です。
志位氏は、31日に開催されるローザ・ルクセンブルク財団主催の国際会議にともに参加する予定のジェレミー・コービン英労働党前党首(下院議員)と記念施設で合流し、親しくあいさつを交わし、ともに見学しました。
施設には、迫害で命を落とした先人たちの名前がずらりと刻まれ、真ん中に建てられた大きな石碑には「死者はわれわれに警告する」と書かれています。
案内したクラウス・ジンガー氏は、「この施設は、ドイツの社会主義者にとってとても大切な場所です。年に一度、数万の人々が反動とファシズムに抗して闘った先人を追悼するために集います」と語りました。
志位氏は、「ドイツへの初訪問の最初に、暗黒政治の暴圧と闘った先人たちを記念する重要な場所に案内していただき感謝します。戦前の時期、日本共産党も天皇絶対の専制政治と命がけで闘った歴史を持ち、ドイツの党との間の連帯も記録されています。ファシズムや軍国主義と命がけで闘った連帯の歴史を今日にも生かしたい」と応じました。