志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

主な活動

2023年3月10日(金)

この国を「戦争国家」にしていいのか

志位委員長 大いに語る

民青学習会


 日本民主青年同盟(民青)は8日夜、日本共産党の志位和夫委員長を講師に迎え、「この国を『戦争国家』にしていいのか!?全国青年・学生学習会」を東京都内でオンラインを併用して開きました。「敵基地攻撃能力はどういうものか」「今の私たちにできることは」などの12問に及ぶ質問に分かりやすく答えました。(詳報)


写真

(写真)大学などの学費無償化の実現可能性について説明する志位和夫委員長=8日、党本部

 「敵基地攻撃能力はどのようなものか」との質問に志位さんは、射程2千~3千キロメートルに及ぶ長射程ミサイルを大量に保有する計画を告発し、「政府のいう『専守防衛に徹する』は大ウソです。日本を相手の国を攻撃できる『戦争国家』にするものです」と告発。米国の「統合防空ミサイル防衛」(IAMD)への参加が目的で、先制攻撃の危険があることを明らかにし、「政府の『日本を守るため』というのも大ウソです。日本に戦争を呼び込むものです」と強調しました。その上で「憲法解釈を変更しているのに、『変えていない』とウソをついています」と語りました。

 軍事費増額で「暮らしの予算が圧迫されるのでは」との問いに、志位さんは年間5兆円の軍事費増額になると指摘。大学の学費無償化・入学金廃止・給付奨学金の抜本拡充は3兆3200億円あればできるとして、「“軍拡より生活に税金を使え”と訴えていこう」と呼びかけました。

 志位氏は、東南アジア諸国連合(ASEAN)のとりくみ、ヨーロッパから引き出すべき教訓をくわしくのべ、「地域のすべての国を包み込む(包摂する)平和の枠組みをつくり、発展させていくことこそ平和をつくりだす希望ある道です」として、日本共産党の「外交ビジョン」について語りました。

 最後に「私たちにできることは何か?」と聞かれた志位さんは、「大軍拡がいかに危険かということと、平和の対案、希望があるという両面をつかんで広げていきましょう」と訴えました。

 西川龍平委員長が行動提起し、「学習会を力に、全国で青年憲法運動に踏み出そう」と述べ、若者憲法集会実行委員会に結集し、18、19日に全国で行動を起こし、6月11日の若者憲法集会を成功させようと訴えました。

 この日、4人が民青に加盟。4人が入党を決意しました。