2022年2月21日(月)
国民多数の合意で改革を進める日本共産党
「はてな」リーフ 「非常にわかりやすい」と話題に
BSテレ東番組 志位委員長が縦横に語る
日本共産党の志位和夫委員長は20日放送のBSテレ東番組「日曜サロン」に出演し、岸田政権の新型コロナ対応や安保・外交、経済での問題点を指摘するとともに、日本共産党の抜本的対案、綱領的立場などについて縦横に語りました。 (詳報)
番組は、日本共産党の疑問にズバリと答える「はてな」リーフを紹介。このリーフをめぐって、やりとりがかわされました。司会の芹川洋一・日本経済新聞論説フェローは、「非常にわかりやすく作られている。なぜこういうものを作ろうと思ったのか」と質問しました。
志位氏は、総選挙では、「安保条約、自衛隊、天皇の制度、社会主義・共産主義」の4点に攻撃が集中したと強調。「共産党が言うことは『現実離れ』しているという攻撃が行われました。そうではなく、現実にしっかり立って、改革の方策を示していることを、そもそも論から知っていただきたいということで、1千万部ほど印刷して活用を大々的に始めています」と語りました。
芹川氏が、「天皇の制度」についてのリーフの説明について「綱領の基本的な考え方とちょっと違うのでは」と質問。志位氏は、「綱領の立場をわかりやすく書いたものです」と回答しました。天皇の制度について、(1)いま大切なことは、憲法に書いてある「国政に関する権能を有しない」などをきちんと守ることであり、(2)将来について、共産党は、天皇の制度は「世襲」だから人間の平等と両立しないと考えているが、これをどうするかという方針については、その“存廃は国民の総意にゆだねる”という方針を綱領に書いていること、憲法第1条には、天皇の地位は「主権の存する日本国民の総意に基く」と書かれていることを指摘し、「ですから現在も、将来も、憲法にのっとってこの問題に対応していくということです」と答えました。
そして、志位氏は、「四つの問題の全部で、私たちは方針を持っています。しかし、最終的に決めるのは国民であり、国民の総意にゆだねます。国民の総意、多数の意見を無視してやるようなことはしません。すべて国民の合意で進むということを強調しています」と語りました。
番組の最後に、芹川氏は、志位氏の話の感想を述べる中で、「はてな」リーフを取り上げ「うまくまとめてある」「わかりやすい」と改めて紹介しました。