志位和夫 日本共産党

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主な活動

2021年12月25日(土)

攻撃とかみあって綱領を大いに語ろう

志位委員長が綱領講義

「赤旗」新入局員の党学校


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(写真)「赤旗」新入局員の党学校で講義する志位和夫委員長=24日、党本部

 「しんぶん赤旗」の新入局員を対象とした党学校が24日、日本共産党本部で開かれ、志位和夫委員長が党綱領の後半についての講義を行いました(前半は5月26日)。第28回党大会(2020年1月)での綱領一部改定以来、党中央としての綱領全体にわたる初めての講義は完結しました。「赤旗」党学校は、講義の全日程を終えました。(詳報)

 志位委員長は講義の冒頭、前回の講義から半年の間に、東京都議選、総選挙と二つのたたかいがあったとして、「後半の講義は、この二つのたたかいを踏まえて、次のたたかいに生かせるように全力で仕上げました。とくに、支配勢力が激しい攻撃をしてくる、その攻撃にかみあって、どうやって綱領を語るかに一つの焦点をおいて、後半の講義を仕上げました」とあいさつ。講義は、第3章の「21世紀の世界」の後半からはじまり、第4章「民主主義革命と民主連合政府」、第5章「社会主義・共産主義の社会をめざして」まで6時間におよび、終了後質疑が行われました。

 第4章で志位氏は、先の総選挙で支配勢力の反共攻撃の焦点となった「安保条約」「憲法と自衛隊」「天皇の制度」「社会主義・共産主義」といった問題での日本共産党の綱領的立場、政権に参加した場合の対応などについて、綱領路線の発展の経過、自身の論戦の体験も含めて踏み込んで詳しく解明しました。また、日本共産党が社会の段階的発展と多数者革命の立場にたち、社会発展のどんな段階でも思想・信条の違いを超えた一致点にもとづく共同―統一戦線を大切にする立場を貫いていることを力説しました。

 志位氏は4中総決定を踏まえて、日本共産党が政権に挑戦する新しいステージでの反共攻撃を打ち破るにあたって、(1)支配勢力が攻撃の焦点としている問題で党綱領の立場を丁寧に理解してもらうこと(2)すべての問題について国民の総意にもとづいて実行をはかるという立場を貫いていること―という二つの柱の活動をしっかりにぎり、「攻撃にかみあって綱領を大いに語ろう」と訴えました。

 志位氏は講義の結びとして、資本主義国での社会変革には特別の困難性があるが、それを突破した先にははかりしれない「豊かで壮大な可能性」があるとして、「日本でこの前人未到の道を開拓しよう」と呼びかけました。

 小木曽陽司・赤旗編集局長が閉校あいさつしました。