志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

主な活動

2025年10月25日(土)

労災職業病根絶めざして

国会請願デモじん肺キャラバン


写真

(写真)「なくせじん肺・アスベスト」国会請願デモ参加者と「団結頑張ろう」で決意を固め合う党国会議員団ら。右から5人目は志位和夫議長=24日、衆院議員面会所前

 じん肺・アスベスト健康被害など労災職業病の根絶をめざす「なくせじん肺全国キャラバン」(同実行委員会)は24日、東京都内で国会請願デモを行いました。参加者は「じん肺・アスベスト被害をなくせ」「トンネルじん肺基金制度を実現するぞ」とコールしながら、国会に向けて行進。衆参の議員面会所では、日本共産党の志位和夫議長ら国会議員団とエール交換し、署名を手渡しました。

 デモに先立って、東京都千代田区の三菱重工本社前では、三菱長崎造船所じん肺訴訟の原告・弁護団らが宣伝しました。

 横山巌弁護団長は、同訴訟が第3陣・4陣とも最高裁で係属中だとして、「すべての労災職業病をなくすためには、下請けで働いている人たちも含めた被害者救済が求められている。被害者への謝罪と和解で終結させたい」と訴えました。

 二審で三菱重工の加害責任を認め、原告全員勝訴の判決を勝ち取った第3陣訴訟の原告・橋口洋一さんは、提訴から10年近くがたち、二審の勝利判決を待たずに原告が相次いで亡くなったことにふれながら、「最高裁で完全勝利するまでたたかい続けたい」と決意を述べました。