2025年10月11日(土)
診療報酬引き上げを
千葉県保険医協会と共産党 意見交換
![]() (写真)診療報酬引き上げなどにともに取り組むと決意する意見交換会出席者=9日、千葉市中央区 |
志位議長・斉藤元議員
みわ・浅野両県議参加
千葉県保険医協会(岡野久会長)は9日、千葉市内で日本共産党との意見交換会を行いました。志位和夫議長、小倉忠平県委員長、斉藤和子元衆院議員、黒須康代県書記長、川副邦明県副委員長と、みわ由美、浅野ふみ子の両県議が出席し、切実な諸問題にともに取り組むと決意を表明しました。
岡野氏らは「自公政権による診療報酬のマイナス改定続きで病院経営が非常に厳しい。診療報酬の10%以上の引き上げが必要だ」と理解を求めました。同協会のアンケートを紹介し、「厚労省が義務付けた生活習慣病療養計画書に有用性がなく記入の時間と手間が増えただけ」と批判。トラブル多発のマイナ保険証について「マイナカードとのひも付けを解除すれば資格確認書が送られてくることの周知を」と要望しました。
また歯科について「(治療に使う金属などの)材料費が高騰し、赤字続きだ。現場は疲弊しすぎて声も出ない」「歯科医師数が減少している。歯科医療難民が増えてしまう」と危機感をあらわにしました。
「9条改憲が心配。医療には平和や環境も大事だ」との意見もありました。
共産党は診療報酬引き上げに、ともに全力を尽くすと応じました。