志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

党の会議での報告

2025年9月5日(金)

歴史的成功を力に新たな前進・躍進を

6中総 志位議長が閉会あいさつ


写真

(写真)閉会のあいさつをする志位和夫議長=4日、党本部

 志位和夫議長の閉会あいさつは次の通りです。

 みなさん、2日間の会議、お疲れさまでした。閉会にあたってあいさつを行います。

 この総会は、日本の進路がかかった、そしてわが党の命運がかかった総会となりましたが、中央役員のみなさんの奮闘によって、歴史的成功をおさめることができたと言えると思います。

 参議院選挙での悔しい後退を受けての総会でしたが、討論は、全体として、明るさと、率直さと、前向きに事態を打開する決意に満ちたものになりました。

 そして、総会では、全国のみなさんから寄せられた声をふまえて、参議院選挙の総括を落ち着いて行い、党内外のみなさんに納得していただける結論を得ることができました。

 それにとどまらず、総会は、日本の政治の歴史的岐路にあたって、“反動ブロック”の危険と正面から対決し、“新しい国民的・民主的共同”を提唱するという、画期的な攻勢的方針を打ち出しました。

 さらに、それをやりとげるためにも、「質量ともに強大な党をつくる集中期間」をよびかけ、率直で熱心な討論によって、成功の方途が議論されました。

 この日本共産党の姿は、あのきびしい国民の審判を受けながら、反省も総括もできない、日本の進路を何ら示すことができない自民党と、著しい対照をなしているのではないでしょうか。

 日本共産党がこうした団結をかちとることができるのは、わが党が、綱領と科学的社会主義で結ばれた党であるからです。どんな風波があっても、困難があっても、それに屈せず、揺るがずに進むことができる根本には、綱領と科学的社会主義の生命力がある、ここに確信を持って未来をひらきたいと思います。

 総会は、歴史的成功をおさめましたけれども、この成果を、全党のものにするには、そして総会で決定したことを実践するためには、たいへんに大きな力が必要です。私たち中央役員一人ひとりの指導力量、指導姿勢、指導的イニシアチブが試されることになると思います。

 こういう立派な決定をした以上、みんなで力を合わせて必ず日本共産党の新たな前進・躍進をつくる転機になったといえる総会にするためにがんばりぬこうではありませんか。そのことを申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。