2025年7月19日(土)
全党員の総決起と「担い手広げ」で活動の大飛躍を――最後の最後までの猛奮闘を訴えます
7月19日 中央委員会議長 志位和夫
幹部会委員長 田村智子
書記局長 小池 晃
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参議院選挙は、大激戦・大接戦のまま、最終盤を迎えています。
現瞬間のわが党の比例代表の到達をどうみるか。私たちは7月12日の時点で、「目標の5議席にはまだかなりの距離がある」こと、「あと一週間、力を出し尽くして奮闘すれば、比例代表で3議席を固め、4議席にはい登り、5議席に手が届く可能性がある」との判断をお伝えしました。その後、全党のみなさんの懸命の大奮闘が展開され、飛躍をつくりだしている党組織も生まれています。
同時に、現瞬間の全党的な到達点を率直にお伝えするならば、比例で3議席にとどまった3年前の参院選と比較しても、組織活動の規模とテンポは3分の2にとどまっています。すなわち、「3議席を固めた」とも言えないのが現状なのです。
残る時間はわずかですが、どうしてもここで活動の大飛躍が必要です。それは日本の政治プロセスを前に進めるうえでのわが党の重大な責任です。それをやりぬく要は、すべての党員が一人残らず総決起することです。そして、後援会員、読者、支持者への協力依頼――「担い手広げ」を、最後の最後まで追求しぬくことです。
いま国民のなかに冷静に理性的に政党を選択しようという流れも起こっています。反応はどこでもあたたかく、訴えれば訴えただけ支持が広がります。日本共産党ならではの「五つの値打ち」をズバリ明らかにする訴えが共感を広げています。最後の瞬間までの奮闘で情勢を変える可能性は大いにあります。比例と選挙区での目標を達成するために、最後の最後までありとあらゆる可能性を追求しようではありませんか。
街頭からの訴えとSNSで有権者に党の政策と値打ちを届け、「担い手広げ」に徹して対話、支持拡大の大飛躍をつくりだしましょう。3連休の中日の投票日となるだけに、支持拡大と一体に「期日前投票に行きましょう」「お知り合いに3票、5票と支持をひろげ、投票に行くよう声をかけてください」と訴えましょう。明日の投票日は、空前の規模の棄権防止活動で、投票箱のフタが閉まるまで頑張りぬきましょう。
全党のみなさん。昨年来のわが党の奮闘によって、自民党・公明党がいよいよ支持を失い、現実に参院でも少数に追い落とせる可能性が高まっています。補完勢力と排外主義の潮流にたいして、国民の利益と歴史の本流にたった論陣を張ってたたかい、国民との新しい連帯を広げているのは、日本共産党です。
日本の前途がかかったこの歴史的選挙戦を、すべての力を出し尽くしてたたかいぬき、必ず勝利・躍進をつかみとろうではありませんか。