2025年7月17日(木)
日本共産党躍進で「自公政治サヨナラ」の審判を
福岡・北九州 志位議長が熱く訴え
![]() (写真)志位和夫議長の訴えを聞く人たち=16日、福岡市博多区 |
日本共産党の志位和夫議長は16日、福岡、北九州両市で街頭演説し、「参院でも自公を少数に追い落とす可能性が生まれてきました。日本共産党の頑張りと、市民と野党の共闘の力の発揮でここまで追い込んできました。ここに確信をもって、日本共産党の躍進で、『自公政治サヨナラ』の審判を下しましょう」と熱く訴え、消費税、賃上げ、医療と介護、平和などでの争点と党の立場を縦横に語りました。白川よう子比例候補、山口ゆうと福岡選挙区候補がともにマイクを握りました。
比例は各党がしのぎを削る大激戦。志位氏は「『比例は共産党』の声を福岡で22万、全国で650万に広げに広げ、白川さんをはじめ5人全員勝利をつかみましょう」と訴えました。同時に、比例22万の波に山口候補の魅力をのせて、押し上げようと支持を呼び掛けました。
「差別と分断をあおる政治でいいのか」と問いかけた志位氏は、自民、公明、維新、国民民主の4党が「現役世代の社会保険料を減らす」ことを理由に、世代間の「分断」を持ち込んでいることについて、「医療崩壊で困るのは誰か。まっさきに切り捨てられるのは救急、産科、小児科で、子どもや若い世代もみんな困る。介護崩壊でも困るのは高齢者だけではありません。現役世代は介護離職、若い世代はヤングケアラーが大きな問題になっています。全国民の問題なのに世代間に『分断』を持ち込み、真の問題点をそらそうとする卑劣な政治は許せない」と批判。「社会保障は憲法25条に保障された国民の権利です。そこに優先的に税金を使うことこそ政治の責任です」と訴えました。
最後に、反戦平和を貫き、朝鮮や台湾などの植民地支配からの解放を訴えてきた日本共産党の103年の歴史に触れ、「平和への願い、諸国民友好の願いは、日本共産党にお寄せください」と呼び掛けると、聴衆が大きな拍手を送りました。
「市民連合ふくおか」の片山純子事務局長が激励のあいさつをしました。