2024年12月23日(月)
飯島喜美の顕彰碑除幕式 千葉・旭
闘いを学び志引き継ぐ
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千葉県旭市で18日、同市出身の共産党員・飯島喜美の顕彰碑の除幕式が行われました。日本共産党創立100周年記念事業として治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟千葉県本部、日本国民救援会千葉県本部、共産党千葉県北部地区委員会が実行委員会を結成し、同地区委員会の敷地に建立しました。
飯島喜美は、紡績女工として働いた東京モスリン亀戸工場(東京都江東区)で労働運動をたたかい、治安維持法により24歳で獄死しました。
『飯島喜美の不屈の青春』著者の玉川寛治氏が喜美の生涯を語り、「国民、労働者とともに、戦争反対の運動をし尽くそう」と訴えました。
小松実実行委員会会長は「顕彰碑の完成を心から喜び合いたい。先人たちをしのび闘いのよりどころにしてほしい」とあいさつ。
広井暢子共産党常任幹部会委員、小倉忠平党県委員長、田中幹夫国賠同盟中央本部副会長、映画監督の桂壮三郎氏が、「喜美の不屈の闘いを学び、志を引き継ぐ」と決意を述べました。志位和夫党議長をはじめ多くのメッセージが寄せられました。
「闘争/死」と刻まれた喜美のコンパクト(党中央委員会保管)が展示され、大阪など県内外からの参列者130人が手を合わせました。その後の藤田廣登国賠同盟顧問の講演会にも85人が参加しました。