2024年10月18日(金)
軍拡増税ストップの一票を日本共産党に
志位議長が訴え
日本共産党の志位和夫議長は17日、岡山県と香川県で行った街頭演説で、石破茂首相が15日夜のNHK党首インタビューで、年末の税制改正で軍拡増税の開始時期について決着させると述べたことに言及し、「軍拡増税ストップの一票を日本共産党に託してください」と熱く訴えました。
志位氏は「自公政権は、5年間で43兆円もの大軍拡を進める方針を強行し、その『財源』として増税を行う方針を示しています。しかし総選挙では、その開始時期をどうするのか、内容をどうするのかについて、いっさい明らかにしていません。増税隠しで選挙をやりすごそうというのです」と指摘しました。
志位氏は、石破首相が15日のNHK番組でこの問題を問われ、年末の税制改正で大軍拡のための増税の開始時期を「決着させていかなければならない。『財源がどこにあるのか分かりません』というようないいかげんなことをしてはならない」と表明し、増税という選択肢について「当然、考えていかなければならない」と述べたことを指摘し、「きわめて重大です。この総選挙で自公政権を勝たせたら、軍拡増税に白紙委任状を与えることになってしまいます。軍拡で暮らしが押しつぶされる危険が現実のものになってしまいます」と強く批判しました。
志位氏は、与党だけでなく野党の中でも軍拡そのものを容認・推進する主張があるもとで、日本共産党が、大軍拡にも、そのための大増税にもきっぱり反対を貫き、外交の力で平和をつくる対案を堂々と示している党であることを強調。「大軍拡ストップ、軍拡増税ストップの願いは、どうか日本共産党に託してください」と訴えました。