志位和夫 日本共産党

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主な活動

2024年10月13日(日)

北海道の力一つに、はたやま予定候補の議席奪還を

札幌・旭川 志位議長が訴え


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(写真)はたやま和也(左)、宮内しおり(右)の両比例予定候補とともに訴える志位和夫議長=12日、札幌市北区

 総選挙(15日公示、27日投票)が目前に迫る中、日本共産党の志位和夫議長は12日、北海道札幌、旭川両市での街頭演説で、衆院比例北海道ブロックの、はたやま和也予定候補(元職)の議席奪還に向け、「はたやまさんの議席を必ずと、矢も盾もたまらず駆け付けました。北海道の願いを国政に届けるために絶対に必要な議席です。力を一つに集め、再び国会へ戻してください」と力強く訴えました。

 はたやま予定候補、宮内しおり同比例予定候補(北海道2区重複)らが決意を表明しました。

 志位氏は、はたやま予定候補が道内179市町村すべてに足を運び要求実現に取り組むとともに、胆振東部地震の被災3町を繰り返し訪ね復興の現状を聞いて支援を続けていると紹介。また、「北海道の四大課題」の解決として、(1)JR・バスの切り捨てをやめさせ、住民の足を守る(2)病院・保健所・学校を減らす地方切り捨て政策をただす(3)泊原発の再稼働を止め、北海道に核のゴミ捨て場をつくらせない(4)北海道経済の土台である農業と漁業の振興を図る―を掲げて奮闘していると力説し、支持を呼び掛けました。

 志位氏は「総選挙でどの党が伸びれば政治が変わるか」と問いかけ、(1)腐敗政治を一掃する(2)暮らし良くする道を開く(3)戦争の心配のない日本とアジアをつくる―の3点を語り、どの問題でも日本共産党の躍進が一番の力になると強調しました。

亡国の自民農政を告発、日本と北海道の農業再建を

 志位氏は演説で、農林水産業の振興と食料自給率の向上の問題を訴えました。

 「スーパーから米が消え、米が買えない。なぜか」と問いかけ、その原因には「自民党農政の四つの責任があります」として、(1)米の安定供給の責任を投げ捨ててきた(2)価格保障と所得補償を後退させ、米の生産と供給を中長期的に危うくしている(3)「食料は安い外国から買えばいい」と輸入自由化を進めてきた(4)食料・農業・農村基本法を改悪し、食料自給率向上を投げ捨てた―という「亡国の自民農政の四大害悪」を厳しく批判しました。

 その上で、政府が市場まかせでなく、需要と価格の安定に責任を持ち、減反を押し付けながら輸入を増やす政策をやめること、安心して農業に励める価格保障と所得補償を行うこと、食料自給率は50%を早期回復し、60%へ引き上げようと述べ、「共産党の躍進で北海道農業を立て直そう」と訴えました。

被団協のノーベル平和賞受賞――政府は真剣に核禁条約に向き合え

 大軍拡の問題にかかわって志位氏は、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)のノーベル平和賞受賞について「被団協のみなさんとは何度も国連で一緒に活動し、被爆者のみなさんの声が国際政治を動かし、核兵器禁止条約に実っていった現場を何度も目の当たりにしてきました。本当にうれしい受賞です」と喜びを表明。授賞理由に、「被爆者が核兵器の非人道性を訴えてきたことが、『核兵器は使用されてはならない』という『核のタブー』をつくり、80年にわたって核使用を許さないできた」とあると指摘し、「日本政府は核兵器禁止条約に正面から向き合い、これに参加する決断を今すぐすべきだ」と訴えると、ひときわ大きな拍手が湧き起こりました。

 最後に志位氏は、日本共産党が目指す共産主義・社会主義の魅力を語り、この党を伸ばしてくださいと呼び掛けました。

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