2024年6月25日(火)

実効性ある賃上げへ

千葉土建船橋習志野支部大会　志位議長があいさつ

（写真）千葉土建習志野支部大会であいさつする（正面左から）志位、さいとう、丸山、金沢の各氏＝23日、千葉県習志野市

　千葉土建一般労働組合船橋習志野支部が２３日、習志野市内で定期支部大会を開催しました。来賓として日本共産党の志位和夫議長・衆院議員、さいとう和子元衆院議員、丸山慎一県議、金沢和子船橋市議が参加しました。

　あいさつに立った志位議長は、「建設労働者の賃金引き上げなどを掲げて全国的に取り組まれた『１００万人署名』は１１８万人に達し、船橋習志野支部も１万５０００人分を集め、国会での第３次担い手３法成立につながったのはたいへん重要です」とのべ、「これは貴重な一歩前進ですが、実効性のあるものにするためには、これからのたたかいが大事です。力を合わせて頑張りたい」と述べました。

　また、「重層下請け構造のもとで賃金を引き上げるためには、元請けのピンハネをやめさせるルールが必要です。公契約法や公契約条例が欠かせない。しかし、千葉県内で制定しているのは野田市と我孫子市だけ。東京都知事選挙では蓮舫さんが都として公契約条例を制定すると公約に掲げているが、千葉県でもぜひつくらせよう」と呼びかけました。

　志位議長は最後に「何より、建設現場での仕事を増やすためには、消費税の減税とインボイスの廃止で景気を良くすることが欠かせません。そのためにみなさんと一緒に力を尽くす決意です」とのべると大きな拍手が起きました。