志位和夫 日本共産党

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主な活動

2024年6月6日(木)

6・5神奈川・国会議員要請行動

願い突きつけ変えよう 志位議長が決意表明し激励


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「6・5神奈川・国会議員要請統一行動」であいさつする日本共産党の志位和夫議長(中央)=5日、国会内

 日本共産党の志位和夫議長は5日、国会内で、「6・5神奈川・国会議員要請統一行動」(主催・軍事費を削ってくらし、福祉・教育の充実を―国民大運動神奈川県実行委員会)に参加しました。「消費税5%へ、インボイス廃止」など計10種類・7555人分の請願署名を受け取り、「みなさんの願いに応えて頑張りぬく決意」を表明し、行動を激励しました。

 志位氏は、自民党が裏金事件で“断崖絶壁”まで追い詰められているのに、「全く反省がない」と厳しく批判。裏金議員73人が衆参両院の政治倫理審査会での弁明を拒否し、首相も真相究明に背を向けたまま、政治資金規正法改正のまともな案など出ようはずもないとして、「真相究明、企業・団体献金の全面禁止、政党助成金の廃止の声を国会に突き付け、世論を広げて追い詰めよう」と呼びかけました。

 裏金事件への国民の怒りの根本には「暮らしの問題がある」と指摘。内閣府の調査でも、1年前に比べ「暮らしが苦しくなった」との回答がオイルショック時(1974年)の34・5%を超える統計史上最悪の35・9%を占め、物価高騰に賃金も年金も追いつかない深刻な事態で、「経済政策の根本からの転換がどうしても必要だ」と強調しました。

 平和の問題では、米軍と自衛隊の指揮統制機能の一本化をめぐり、「主権の一部を切り離させ、米軍の指揮下に自衛隊が入る動きがすすめられている。まさに売国的な動きだ」と告発。先制攻撃をいとわない米軍の指揮下に自衛隊が組み込まれたら、「米国といっしょに海外との戦争に打って出る。その結果は報復行為ではないですか」と訴え、軍事ではなく、外交での平和構築を訴えました。

 質疑応答で志位氏は、全米自動車労組が無期限ストを打って25%の賃上げを勝ち取った例や、沖縄・辺野古の米軍新基地建設をめぐり沖縄の人々が「勝つ方法はあきらめないことだ」を合言葉にしていることを紹介し、「たたかうものが最後は勝利する立場で頑張ろう」と訴えました。