志位和夫 日本共産党

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2024年5月21日(火)

空母・海兵隊・オスプレイいらない

神奈川「大和平和まつり」 志位議長訴え


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(写真)来場者と握手する志位氏(右端)=19日、神奈川県大和市

 日本共産党の志位和夫議長は19日、神奈川県大和市で開かれた「第32回かながわピースフェア=大和平和まつり」(同実行委員会主催)であいさつしました。戦後、米空母の出撃拠点とされてきた神奈川が「米空母を居座らせるだけではなく、沖縄と一体になって海兵隊の出撃拠点とされようとしています」と指摘。「沖縄県民の辺野古新基地建設反対の声と連帯し、基地のない平和な日本をつくるためにがんばりましょう」と訴えました。

 志位氏は、米軍厚木基地の空母艦載機が岩国基地(山口県)に移転し、「厚木基地の『存在意義』はもうありません」と強調。その上で、米軍は2030年末までに米海兵隊と米海軍のオスプレイ51機の整備・訓練拠点にしようとしていると告発しました。

 志位氏は、米空母の出撃拠点として横須賀を母港にしたのが1973年で「『3年で返す』と言っていましたが、半世紀にわたって空母が居座った。今度は厚木基地を海兵隊のオスプレイの整備・訓練の拠点にし、沖縄の海兵隊と一体になった出撃拠点にしようとしています」と話しました。

 さらに、沖縄への海兵隊展開をにらんで横浜ノースドックへの米陸軍揚陸艇部隊の配備強行が行われていると告発。「米軍にとって空母と海兵隊は、海外に『殴り込み』をかける二つの専門の部隊です。この神奈川を二つの『殴り込み』部隊の拠点にしていいのか。もう返上しようではありませんか」と呼び掛けました。

 いまやるべきことは「外交の力で平和をつくることです」と主張し、党の「東アジア平和提言」を紹介。「いまやるべきは戦争の準備ではありません。基地の強化でもありません。平和の準備こそ、やっていこうではありませんか」と訴えると、会場から大きな拍手が湧きました。