志位和夫 日本共産党

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南関東ブロックの活動

2024年4月6日(土)

千葉の空にも

オスプレイいらない

署名1.1万人分 志位議長に託す


 「オスプレイはいらない」千葉県署名推進委員会は3日、衆院第1議員会館で内閣総理大臣、衆参議長宛ての「オスプレイ飛行の永久停止と配備撤回を求める緊急署名」第3次集約1万1026人分を提出しました。署名は合計で3万2032人分に達しました。


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(写真)志位氏(左4人目)に署名を託す推進委員会の参加者ら=3日、衆院第1議員会館

 陸上自衛隊V22オスプレイの木更津駐屯地(木更津市)への「暫定配備」は現在14機。米軍機の事故続発のなか、昨年11月29日に8人が死亡した鹿児島県屋久島沖での墜落を受け日米全機を飛行停止したものの、原因や対策についていっさい明らかにしないまま先月飛行を再開しました。

 署名は▽屋久島沖事故の原因究明への日本参加と結果公表▽陸自オスプレイの木更津駐屯地配備撤回と整備中止▽陸自オスプレイ未配備3機の搬入中止と全機払い戻しーなどを求めています。

 同日の事前聞き取りで、防衛省は事故調査中を理由に詳細を語らず、参加者は「防衛省の決断に人命がかかっている。国民に説明し納得を得るべきだ」と抗議しました。

 推進委員会事務局の柴田英二氏は「署名数は住民の怒りの反映だ。世論を高め党派を超えて自治体ぐるみの取り組みを」と訴え。新日本婦人の会千葉県本部の松田まつえ会長は「政府の国民不在の姿勢に怒り心頭だ。ともに頑張ろう」と力を込めました。

 日本共産党の志位和夫議長・衆院議員が署名を受け取り、はたの君枝、さいとう和子の両衆院南関東比例候補、白石ちよ同千葉2区、坂井ようすけ同14区の各候補や県内地方議員らが参加。立憲民主党の奥野総一郎衆院議員秘書も同席しました。

 志位氏は「『不具合』の詳細が不明な部品を付けたまま、国民への説明もなく飛行再開することは許しがたい。陸自オスプレイは『自衛隊版海兵隊』といわれる『水陸機動団』をつんで沖縄に行き、米海兵隊などと一体に対中国軍事作戦を行うことを目的にしたもの。『日本の防衛』とはまったく無縁です。飛行停止、撤去のために力をあわせましょう」と述べました。