志位和夫 日本共産党

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南関東ブロックの活動

2024年3月29日(金)

裏金解明 喚問は不可欠

党南関東ブロックが署名提出

志位議長が国会報告


 日本共産党南関東ブロックは28日、金権腐敗政治一掃を求める署名の提出行動にとりくみ、志位和夫議長・衆院議員、はたの君枝前衆院議員、さいとう和子元衆院議員の3比例候補に1万2千人以上を手渡しました。神奈川・千葉・山梨3県の衆院小選挙区候補や地方議員ら約50人が参加しました。

はたの・さいとう氏ら参加

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(写真)金権腐敗政治一掃を求める署名を受け取った志位、はたの、さいとうの各氏(前列中央)と南関東ブロックの参加者=28日、衆院第2議員会館

 国会情勢を報告した志位氏は、自民党安倍派の幹部がパーティー券のキックバック再開決定に森喜朗元総理が関与していることを認めたと日本テレビ番組が報道したことを紹介。4人の派閥幹部は政治倫理審議会で、「知らぬ存ぜぬ」を通しており、「うそをついていたことになります」と指摘。「問題を徹底解明し金権腐敗政治を一掃するのか、自民党内の『処分』ですませるのかの分かれ道です」として、真相解明には森氏を含め、うそをついたら偽証罪となる証人喚問がどうしても必要だと強調しました。

 「裏金問題は、『オール財界とオール自民党』の起こした問題。もう首のすげかえではすまされない。自民党政治そのものを終わらせ、政治資金パーティーを含めて企業・団体献金を全面禁止させよう」と呼びかけました。

 志位氏は横浜市の米軍ノースドックへの揚陸艇配備や木更津駐屯地でオスプレイ飛行が再開されたことにもふれ、基地のない南関東実現と、南関東比例3議席奪還へ候補として奮闘する決意を表明しました。

 はたの氏は、3県の小選挙区候補や地方議員とともに総選挙勝利へ奮闘する決意を表明。さいとう氏は、木更津駐屯地には横浜から1時間で来られると話し、南関東を戦争の出撃基地にはしてはならないと訴えました。

 3県の代表が発言。「裏金問題に怒る多くの市民に、企業・団体献金を受け取らない共産党の姿を知らせ、決着は総選挙でと訴えている」(神奈川)、「オスプレイが事故を起こせば住宅街の住民の命が危ない。総選挙で力関係を変える」(千葉)、「知事にも1000万円を超える不記載があった。県政でも裏金問題を追及していく」(山梨)と表明しました。