2023年12月8日(金)
岸田内閣退陣させよう
志位委員長が国会報告
国民大運動神奈川
議員要請事前集会
国民大運動神奈川県実行委員会は7日、各分野の要求を持ち寄り国会議員要請を実施し、8団体から約60人が参加しました。
事前の集会では日本共産党の志位和夫委員長が国会情勢を報告しました。パーティー券収入の未記載や裏金づくりの問題が自民党の各派閥に広がり、政権中枢が関与していること、統一協会との癒着では、岸田首相自身が関連団体トップと握手し名刺交換している写真が報道されていることを指摘。徹底追及を表明し「モラルのかけらもない内閣は退陣させるしかない」と強調しました。
暮らしの問題では、岸田内閣の減税方針にについて「これほど評判の悪い減税は見たことがない」と指摘。「1回きりの減税の次は軍拡増税だと国民は見抜いている」とし、国民多数が求めている消費税減税を強調しました。
志位氏は来年度の概算要求で軍事費が2年前から2・5兆円増の8兆円になっていると批判。「軍事費を削って教育や暮らしを守る運動に一緒にとりくみましょう」と訴えました。
また、鹿児島県屋久島沖のオスプレイ墜落後もアメリカに飛行停止を言えない岸田首相を批判するとともに、イスラエルのガザ爆撃がジュネーブ条約など国際人権法に違反していると指摘し、即時停戦を求める党の方針を説明しました。
建設や医療、福祉、業者などの代表が発言。「ガソリン高騰で大変。中小事業者の支援を」「マイナ保険証強制に怒り心頭。保険証を廃止したら皆保険制度が崩れる」「すぐ近くにある米軍のノースドックからオスプレイが飛び立っている。墜落が怖い」など、怒りが渦巻きました。
はたの君枝衆院南関東比例候補があいさつ。「米軍がオスプレイの飛行停止を発表しました」と報告し、国政に復帰し共に運動したいと決意を表明。集会に参加した4人の小選挙区候補を紹介しました。