志位和夫 日本共産党

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2023年11月29日(水)

AOIP・核兵器禁止条約で協力を

志位委員長、トゥオンベトナム国家主席と会談


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(写真)会談するベトナムのボー・バン・トゥオン国家主席(右)と志位和夫委員長=28日、東京都港区

 日本共産党の志位和夫委員長は28日、都内で、来日中のベトナムのボー・バン・トゥオン国家主席と会談しました。

 トゥオン主席は、今回の訪日が、日越関係を「アジアと世界における平和と繁栄のための包括的戦略的パートナーシップ」に引き上げる機会となったことをうれしく思うとのべました。志位氏は、日越で同「包括的戦略的パートナーシップ」が確認されたことを、両国の友好関係の発展として歓迎すると表明。ベトナムが米中を含め主要国との関係を相次いで強化していることは、自主独立の立場にたった全方位外交の現れだとして、「ベトナムの外交政策に太く貫かれる自主独立の立場は、わが党の立場と共通するものだ」と述べました。

 志位氏はまた、東アジアでの包摂的な平和の枠組みづくりをめざすASEANインド太平洋構想(AOIP)の推進や核兵器禁止条約の推進など、共通の関心ある課題で連携をさらに強めていきたいとのべました。また、理論交流、相互訪問などを通じて両党の友好関係と協力が新しい段階に発展してきたことを指摘し、今後も取り組みをいっそう前進させたいとのべました。

 トゥオン主席は、核兵器廃絶の取り組み、ASEANが中心的役割を発揮してのAOIPの取り組みでの協力の重要性に賛意を表明。地域と世界の平和・発展のための協力、理論交流など両党間の協力関係を推進し、両国関係の発展に共に寄与していきたいとの考えをのべました。

 会談には日本共産党側から緒方靖夫副委員長、岡嵜郁子自治体局長ら、ベトナム側からチャン・リュー・クアン副首相、ブイ・タイン・ソン外相、レ・カイン・ハイ官房長官らが出席しました。

 日本共産党の志位和夫委員長と緒方靖夫副委員長は同日、都内で開かれた日越外交関係樹立50周年記念式典に出席しました。