志位和夫 日本共産党

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南関東ブロックの活動

2023年10月27日(金)

「空っぽ内閣」倒そう

志位委員長が代表質問傍聴者らと懇談

非正規待遇改善 期待の声


 日本共産党の志位和夫委員長は25日、衆院本会議での代表質問後、千葉・神奈川両県からの傍聴者らと懇談しました。


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(写真)代表質問傍聴者と懇談する志位委員長(向かい側右)と、はたの候補(その左)=25日、衆院第1議員会館

 志位氏は、岸田文雄首相の答弁は質問の中心点にまったく答えていないとして、イスラエルの国際法違反の空爆や封鎖を批判できないことをまず批判。「失われた30年」をつくった責任や、最賃1000円程度という遅れへの反省も、消費税減税をしない理由も、県内移設に固執して普天間基地を27年間動かせていない理由にも答えられない首相答弁だったと述べました。

 初めての参加者も多く、横浜市の山下博さん(63)は「けさ電話で誘われて、初めて国会に来た。最低賃金1500円すぐにという質問に岸田さんは当面やらない気だとわかった」。今年5月に入党した男性(28)は、「イスラエルとガザの問題でも、最賃の問題でも筋の通った質問だと感じた。ヤジがひどくなっても動じない姿が頼もしかった」。

 別の初参加者の「(国民民主の)玉木さんは改憲を急げと迫ったが」との質問に、志位氏は「いま綱引き状態。自公や維新、国民はけしかける。共産党や立民は反対。秋からの憲法闘争も大事です」と答えました。「平和ががけっぷちに来ている気がしている」という発言も。

 「共産党の非正規ワーカー待遇改善法案は実効性がありすばらしいと言いたくて来た」と発言した社会保険労務士は「共産党がんばって、この法案を成立させてほしい」と訴え。志位氏は「岸田首相も非正規ワーカーの待遇改善は否定できなかった。ぜひ実現していきたい」とこたえました。

 「岸田首相は国のトップとしてひどい」との意見に志位氏は、「こういう国をつくりたいというビジョンをもっていない空っぽの内閣だ。倒さないといけません。そのために共産党を伸ばし、野党共闘を再構築していく」と決意を語りました。

 畑野君枝衆院南関東比例候補があいさつ。南関東3県をかけめぐっている活動を報告し総選挙での躍進を呼びかけました。