志位和夫 日本共産党

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主な活動

2023年9月25日(月)

志位さんと語るつどい

島根


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(写真)志位和夫委員長に質問するつどい参加者(右)=24日、松江市

 再稼働が狙われる島根原発。「島根原発の再稼働について知事は『原発は当面やむを得ない』と認めているが、どう考えるか?」との疑問があがりました。

 志位氏は、「そもそもこの場所に原発をつくったこと自体が間違いです」と厳しく批判。島根原発は日本で唯一県庁所在地に立地する原発であり、松江市内中心部からも10キロ圏内だと指摘し、「事故が起きたら住民はどこに逃げるのでしょうか。美しい宍道湖の自然が大本から失われてしまうことになりかねません」と述べました。また、島根原発は、事故を起こした東京電力福島第1原発と同じ「沸騰水型」だと指摘。「福島第1原発の事故以降、沸騰水型で動かしている原発は全国で一つもありません。この島根が最初の再稼働になりかねない。本当に無謀です」と批判しました。

 さらに踏み込んで、(1)原発事故は現在も続いている(2)核のゴミは処分する方法も捨てる場所もない(3)原発は究極の高コスト(4)原発は再生可能エネルギー普及の最大の障害(5)再エネ推進で原発をはるかに上回る雇用が生まれる―など五つの問題を語り、「島根原発の再稼働には断固反対し、みんなの力で止めましょう」と訴えました。

 「入党を夫に相談したけど反対されている。どうしたらいい?」との切実な悩みも…。

 志位氏は、「あなたの人生を決めるのはあなた自身です」と語りました。「もちろんいろんな話し合いをして、協力していくことは大事です。しかし、夫婦であっても人格は別です。お互いの独立した人格を尊重してこそ夫婦の本当の愛情もつくられるのではないでしょうか。相談はあっていいと思いますが、『許可』はいらないのではないでしょうか。最後に決定する権利はあなた自身が持っているのではないですか」と答えました。

 その上で、「どうして夫が反対すると行動できないのか。そこにはジェンダーのしがらみがあるのではないか」と指摘。戦前の家父長制のもとでは女性が無権利状態だったこと、現在の日本にも大きな男女賃金格差が存在することなどを語り、「あなたが、あなたの人生を自分で決める一歩を踏み出すことが、ジェンダー平等の日本をつくることにもつながるのではないでしょうか」と語りました。

 全17問の質問に答えた志位氏は、最後に入党を呼びかけ。党の歴史を振りかえりながら、「いま日本は新しい変革を強く求めています。共産党が大きくなることができれば、必ず日本は変えられます。どうか、日本共産党とともに歩んでいただきたい。あなたの入党を心から呼びかけます」と訴えました。

 「つどい」後の懇談会では、入党を決意する人が次々とうまれ、「おめでとう」の拍手が湧き起こりました。同級生の女性2人が一緒に入党。女性(43)は「自分の子どもの問題を真剣に聞いてくれたのは共産党だけ。志位さんの話でも人権を大切にする党だと実感した」と語りました。