志位和夫 日本共産党

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2023年5月21日(日)

戦争準備許さぬ共闘を

全国革新懇総会 憲法生かす社会へ


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(写真)全国革新懇第42回総会で報告と提案を聞く参加者=20日、東京都千代田区

 「平和・民主・革新の日本をめざす全国の会」(全国革新懇)は20日、東京都内で第42回総会を開きました。「戦争の準備を許さず、憲法をいかす社会をめざし、共闘と統一戦線運動の前進、発展に奮闘しよう」をスローガンに、各地域・分野の代表が活発に意見を交わしました。

 来賓として「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」運営委員の高田健さんがあいさつし「やらなければいけないのは、攻撃にさらされている市民と野党の共闘を再構築し、戦後最悪の岸田政権を打ち破っていくこと」だと強調。「手を携え、新しい戦前を打ち破り、この国を戦争の道にむかわせないたたかいを進めよう」と訴えました。「軍拡を許さない女たちの会」の竹信三恵子さんがメッセージを寄せました。

 日本共産党の志位和夫委員長が特別報告し、「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」について、「被爆地から核に固執する宣言を出したことは許しがたい」と批判しました。

 自民、公明、日本維新の会、国民民主の「悪政4党連合」によって悪法が相次いで強行され、平和と憲法、民主主義を壊す大逆流がつくられていると指摘。「市民と野党の共闘を再構築して逆流を打ち破ろう」と述べました。さまざまな分野で新しい運動のうねりが起きているとして「革新懇運動の出番だ」と強調。「運動を合流させ、岸田政権を解散・総選挙に追い込み、希望ある日本をつくるために奮闘しよう」と呼びかけました。

 沖縄革新懇事務局次長の宮城正さんは、基地強化が進められる南西諸島の現場のたたかいを報告。大阪革新懇の桜田照雄さんが大阪維新の会とのたたかい、新日本婦人の会会長の米山淳子さんが女性分野の変化と共闘の現状について報告しました。

 討論では“市民と野党の共闘を草の根から再構築しよう”と各地でさまざまな取り組みを積み重ねている経験や、各分野でのたたかいが報告されました。「オール埼玉総行動として1万人規模の集会に取り組む」(埼玉)、「保育革新懇を結成し学習会を重ねて、結成時33人だった会員が1年で200人近くに増えた」(兵庫)などが語られました。(志位委員長特別報告