志位和夫 日本共産党

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主な活動

2023年4月22日(土)

平和と暮らしの願いは さいとう氏への1票で

衆院千葉5区補選 志位委員長が訴え


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(写真)さいとう和子衆院千葉5区候補(中央)、清水みな子市議候補(右)とともに必勝を訴える志位和夫委員長=21日、千葉県市川市

 いよいよ最終盤となった衆参5選挙区の補欠選挙(23日投票)―。日本共産党の志位和夫委員長は21日、衆院千葉5区のさいとう和子候補の応援に駆けつけ、「候補者のなかで唯一の国会議員経験者、試されずみの政治家です。『トコトン現場主義』を貫き、国会質問47回、政治を動かしてきたさいとう和子さんを再び国会へと押し上げてください」と熱く呼びかけました。この日、JR市川駅前は多数の陣営が入り乱れ、各党幹部が次々に応援に入る大激戦。共産党の演説が始まると、帰宅途中の会社員や学生が足を止め、声援と大きな拍手を送りました。

 さいとう氏は、「誰もが安心して暮らし、働き、子育てできる社会にしよう」と訴えました。

 志位氏は、同区補選は自民党議員が「政治とカネ」の問題で辞職したことによるものだと指摘。4000万円ものパーティー収入が政治資金収支報告書に記載されていなかった疑いがあるにもかかわらず、岸田文雄首相は同区の自民候補を「火中の栗を拾うという形で公募に手をあげてくれた」などと持ち上げるだけで、「反省が一言もない」と批判し、「『なかったこと』にしてはなりません。腐った政治を変えたい―この1票は、企業・団体献金も、政党助成金も受け取らない日本共産党のさいとう和子さんへの1票に」と力を込めました。

 志位氏は、大激戦の選挙戦の中で、平和・暮らし・子育ての「三つの願い」をさいとう氏に託してほしいと訴え。岸田政権と自民・公明・維新によって進められている大軍拡の危険な実態や平和の対案、深刻な物価高騰から暮らしを守るための対策などを縦横に語りました。

 本気の子育て支援について語った志位氏は、日本共産党の「子育て支援四つの無償化」(1)18歳までの子どもの医療費完全無料(2)学校給食費無償化(3)高等教育無償化パッケージ(学費半額、入学金ゼロ、給付型奨学金の抜本拡充、返済中の奨学金を全員一気に半額にする措置をとる)(4)子どもの国保料(均等割)ゼロ―の実現を訴え。暮らし応援のための20兆円の財源政策を示し、「責任ある財源政策を提案している唯一の党が日本共産党です」と訴えました。

 最後に、国会の現状について、軍拡財源法案、健康保険証廃止法案(マイナンバー法改定案)、入管法改悪案、原発推進等5法案など、一つひとつが日本の進路にかかわる悪法で、まともな審議もなく強行される危険があると告発。「あまりに傲慢(ごうまん)な暴走を止める一番の力はさいとうさんへの1票です。暮らし・平和・民主主義の願いは、党派の違いを超えて、さいとうさんに託してください」と力強く呼びかけました。

さいとう氏訴え

 さいとう和子候補は「政治は国民に安心の生活を届けるためにある。税金は医療、教育、福祉にこそ使えとの声を共産党に託してください」と訴えました。

 さいとう氏は「政治のゆがみをあらため、非正規雇用も含めて最低賃金時給1500円に引き上げ、社会全体の賃金の底上げをめざす」「軍事費増額では国民は守れない。平和を願う一票で再び国会に送り出してください」と力をこめました。