志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

主な活動

2023年4月12日(水)

平和・暮らし・子育て 願い託して

衆院4補選スタート

千葉5区 さいとう氏を志位委員長応援


 衆院4選挙区(千葉5区、和歌山1区、山口2、4区)の補欠選挙が11日告示され、選挙戦がスタートしました。参院大分選挙区補選(6日告示)とともに、23日に投開票されます。いずれも岸田政権の大軍拡阻止とともに、物価高騰や子育て支援への抜本的な対策が問われる選挙です。日本共産党は、「政治とカネ」の問題で元自民党衆院議員の薗浦健太郎氏が議員辞職したことに伴う千葉5区補選に、さいとう和子候補を、和歌山1区には、くにしげ秀明候補を擁立。山口2区では無所属の平岡秀夫候補を、同4区では立憲民主党の有田芳生候補をそれぞれ自主的に支援しています。参院大分選挙区では立憲民主党の吉田忠智候補を支持しています。日本共産党の幹部は11日、志位和夫委員長を先頭に、各補選への応援に入りました。


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(写真)声援にこたえる、さいとう和子衆院千葉5区候補(中央)と志位和夫委員長(右)。左は県議に当選した浅野史子さん=11日、千葉県市川市

 志位委員長は千葉5区のさいとう候補の第一声に駆けつけ支援を呼びかけ。志位氏が「さいとうさんは、衆院議員時代にトコトン現場主義を貫く47回の国会質問で政治を動かしてきました。もう一度この姿を国会の演壇で見たい。勝利を勝ち取らせてください」と訴えると、聴衆から「頑張れ」「いいぞ」の声援が送られました。

 さいとう氏は、金権腐敗政治を一掃し、「国民の生活に安心を届ける政治を取り戻そう」と力を込めました。

 志位氏は選挙戦スタートにあたって、「千葉5区のみなさんの『三つの願い』を、さいとうさんに託してください」と訴えました。

 第1は、大軍拡ストップ・平和の願いです。

 志位氏は、岸田政権の大軍拡は「日本の戦後の国のあり方をおおもとから変えるものだ」と、危険な実態を告発し、「戦争する国づくり」の道を断固止めようと訴え。「いまやるべきは戦争の準備ではなく平和の準備です。戦争を絶対に起こさないための外交に知恵と力を尽くすのが政治の責任です」と語りました。

 日本維新の会が大軍拡の突撃隊の役割を果たしていることを厳しく批判。「党をつくって101年、反戦・平和をつらぬいてきた日本共産党の、さいとう和子さんに平和の一票を託してください」と呼びかけました。

 第2は、物価高騰から暮らしと経済を立て直す願いです。

 志位氏は、深刻な物価高騰から「どうやって暮らしを守るか」と問いかけ。暮らしと経済を立て直す「カギ」として、▽大企業の内部留保への時限的課税、最低賃金を1500円に引き上げるための中小企業支援▽消費税5%への緊急減税とインボイスの中止―を訴えました。

 第3は、本気の子育て支援の願いです。

 志位氏は、岸田政権の「異次元の子育て支援」の一番の問題点は子育ての経済的な負担を軽減するという視点が全くないことだと指摘し、子育て世帯の一番の願いに応えるべきだと強調。その上で、日本共産党の「子育て支援四つの無償化」を提案し、中身を詳しく紹介しました(別項)

 最後に、「日本共産党は、暮らし応援のために20兆円の財源政策を責任をもって提案しています。富裕層と大企業への応分の負担は企業献金を受け取らない党ならでは提案です。平和・暮らし・子育ての願いを一つに集め、さいとうさんを押し上げてください」と呼びかけました。

さいとう候補訴え

 さいとう和子候補は市川、浦安両市で志位和夫委員長とともに「国民が卵の値上げで買い控えたり、公立中学校の制服や学用品代の支払いに苦しんでいるときに、パーティー券や企業献金、政党助成金などとんでもない。国民からどんどん離れている、ゆがんだ政治を千葉5区から変えよう」と訴えました。

 浦安市では山下芳生副委員長が応援にかけつけました。