2023年4月14日(金)

前半戦の教訓生かし全員当選に全力

志位委員長が会見

（写真）記者会見する志位和夫委員長＝１３日、国会内

　日本共産党の志位和夫委員長は１３日、国会内で記者会見し、統一地方選挙の前半戦の結果と、後半戦に臨む構えについて問われ、「統一地方選挙は、前半戦・後半戦一体のたたかいです。前半戦の総括は、後半戦を力いっぱいたたかい、その結果も踏まえてじっくりやりたい。いま大切なことは、前半戦のとりくみから後半戦に直ちに生かすべき教訓を明確にして、全員当選のために全力をあげる、こういう構えで奮闘することです」と答えました。

　志位氏は、「後半戦に生かすべき教訓」として、論戦では、住民運動と一体に政治を動かす日本共産党地方議員団のかけがえない値打ちを大いに広げること、大軍拡に反対して平和をつくる党の立場を自分の言葉で大いに語ること――が、有権者の共感を広げており、区市町村段階の選挙ではこうした党の押し出しがいっそう重要となると強調。組織活動では、選挙戦の担い手を広げる「折り入って作戦」を最後の最後まで広げぬくことが勝利のカギとなっているとのべました。

　志位氏は、「これらの点は、前半戦で議席を伸ばした県、勝利をかちとった選挙区に共通するものです。明日（１４日）には、『統一地方選挙・前半戦の経験を聞く会』をオンラインでもち、議席増を果たした高知県、長野県の県委員長から生の言葉で経験を聞き、学びあう企画も予定しています。前半戦の教訓を後半戦に生かし、必ず良い結果を出したい」と決意をのべました。