志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

主な活動

2023年3月14日(火)

政治変革・教育・原発 質問次々

志位委員長と青年が交流

「民青や共産党大きく」と感想

札幌


 日本共産党の志位和夫委員長は12日、札幌市での演説会で訴えた後、参加した青年と交流しました。「もうすぐ18歳。政治のことをもっと知りたくて」「自宅に演説会のチラシが入っていて」と、社会人や学生、高校生が参加しました。

「共闘の力」追求

 最初にあいさつした志位さんは、マルクスが16歳のときに書いた論文で、「最大多数の人を幸せにした人が最も幸せな人だ」という言葉を紹介。「自分のためだけではなく、周りの人たちみんなが幸せになるように頑張る。そういう生き方をするのが日本共産党です」と述べ、入党を心から呼びかけました。

 大学4年生は「再生可能エネルギーの普及が進んでいない。今の政治は変えられるでしょうか」と質問。志位さんは、立憲主義の回復をはじめ緊急の課題で野党共闘を追求してきたとして、「妨害によって一進一退もありますが、私は共闘の再構築をあきらめないで頑張ります。世の中を変えるのは共闘の力です。そのためには日本共産党や民青同盟が大きくなることが必要です」と語りました。

 特別支援学校の教員は「人も学校も足りません」と現場の苦境を伝えました。志位さんは「施設整備に加え、なんといっても人の力を増やす必要があります。その中で少人数学級も実現していく。軍事費ばかり増えて文教予算が実質マイナスになっている」と政治の転換を訴えました。

研究者を励ます

 原発事故の「除去土壌」処理に関する住民との合意形成について調べている研究者は「解決の展望が見えない」と悩みを口にしました。志位さんも難しい問題だとしつつ、「使用済み核燃料などの処分方法も確立していない状況で、また原発を動かすというのは一番の矛盾の根源です。老朽原発まで動かすのはとんでもない話です」と岸田政権の原発回帰を批判し、「大事な研究です。頑張ってください」と激励しました。

 志位さんとの懇談後の交流では、「原発を進める政策を全力で止めてもらいたい」「JRを“国有民営”に改革する提案はすごくいい。JR(鉄路)がなくなったら困る」などの感想が次々出されました。

 「立憲民主の党員」という青年は「志位さんの話を聞いて、今日は新しい発見がありました。共産党は平和の問題で、どこの党より熱い」と語りました。「これから長い人生を生きていく当事者として行動し、民青や共産党を大きくしよう」という感想で交流を終えました。