志位和夫 日本共産党

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談話・記者会見

2023年2月3日(金)

小選挙区制廃止こそあるべき方向

選挙制度改革 志位委員長が強調


 日本共産党の志位和夫委員長は2日、国会内での記者会見で、選挙制度改革のあるべき方向性について問われ、「小選挙区制をなくすことです」と強調しました。

 志位氏は、小選挙区制について「民意を大政党有利にゆがめ、少数の意見だけでなく、多数の意見も切り捨てる制度」だとして、導入から30年たつが「百害あって一利なしであることはいよいよ明瞭です」と話しました。また、「政治の劣化にもつながってきた」として「私は最初に中選挙区時代に当選しましたが、当時に比べても明らかに国会の活力は失われており、政治の劣化は著しいものがあると感じます。小選挙区制の深刻な弊害があらわれてきたと思います」と述べました。

 志位氏は、そのうえで「小選挙区制をなくし、比例代表制中心の制度に大改革する、政党助成金制度もなくす、これが私たちの根本的な方向性です」と主張しました。