志位和夫 日本共産党

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2022年9月13日(火)

志位委員長、新韓国大使と懇談


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(写真)懇談した尹徳敏・韓国大使(左)と志位和夫委員長=12日、党本部

 日本共産党の志位和夫委員長は12日、党本部で尹徳敏(ユン・ドクミン)駐日韓国大使の着任あいさつの訪問を受け、懇談しました。

 尹氏は、懸案である徴用工、日本軍「慰安婦」問題の解決をはかり、「一日も早く、両国の関係が一番よかった時期に戻したい。関係改善に全力を尽くす」と語り、協力を要請しました。

 志位氏は尹大使の訪問を歓迎し、着任に祝意を述べました。

 志位氏は、両国関係について、1998年に小渕恵三首相と金大中(キム・デジュン)大統領が交わした「日韓パートナーシップ宣言」には、両国の外交文書として初めて植民地支配に対する反省とおわびが盛り込まれたと指摘。「日本側の対応として、この宣言の立場をあらゆる問題で貫くことが、関係発展の基礎になると考える。被害者の名誉と尊厳の回復が解決には必要だ」と強調しました。

 志位氏はまた、東南アジア諸国連合(ASEAN)が主導する東アジアサミット(EAS)などすでにある平和の枠組みを強化し、紛争を話し合いで解決する「平和と協力」の地域をめざすとした党の外交ビジョンについて説明しました。

 懇談には韓国大使館から張倞銀(チャン・ギョンウン)1等書記官、金明俊(キム・ミョンジュン)大使秘書官らが出席。日本共産党からは緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者、笠井亮衆議院議員・同副責任者らが同席しました。