志位和夫 日本共産党

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主な活動

2022年7月2日(土)

“平和では共産党が一番まとも”

相模原 志位委員長の訴えに共感


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(写真)志位和夫委員長と、あさか由香神奈川選挙区候補の訴えを聞く人たち=1日、相模原市南区

 参院選(10日投票)で日本共産党の躍進を必ず勝ち取ろうと、志位和夫委員長は1日、相模原市で、あさか由香・神奈川選挙区候補とともに街頭から訴えました。志位氏は「今日から参院選挙も後半戦に入りました。一票一票、しのぎをけずる大激戦となっている比例代表選挙で、5人のベストチームの全員勝利を勝ち取るために、最後までありとあらゆる力をつくします。神奈川選挙区では、あさか由香さんが、議席を争う大激戦・大接戦です。勝つためには取り組みの飛躍が必要です。神奈川から比例代表とあさか由香さんの二つの勝利をどうか勝ち取らせてください」と熱く訴えました。

 相模大野駅前の2階デッキは二重三重になった聴衆の輪でぐるりと囲まれ、節々で、大きな拍手と歓声が湧き起こりました。帰宅途中に足を止めた男性(47)=相模原市内=は「初めて演説を聞いたが感動した。平和の問題では共産党が一番まともなことを言っている。憲法9条は絶対に変えてはいけない」と述べ、「今まで支持していなかったが、今度は共産党に投票すると決めた」と語りました。

 志位氏は、平和の問題について、岸田文雄首相が憲法9条改憲を「早期に実現したい」と表明し、日本維新の会が改憲をけしかけていると批判。「なぜ9条改憲か」と問いかけ、「それは、自民党や維新の会などがやろうとしていることが、憲法9条―『専守防衛』とはいよいよ両立できなくなってきているからです」と強調しました。

 自公政権や維新が進める「軍事費2倍化」をすれば世界第3位の軍事大国になるとして、「そんなことが軍備保持を禁止している憲法のもとで許されるはずはないではありませんか」と批判。「敵基地攻撃」についても、集団的自衛権の行使のさいにも「敵基地攻撃」はできるとの答弁書を政府は決定していることを指摘し、日本に対する攻撃がなくても、米国が海外で武力行使を始めたら、自衛隊が一緒に「敵基地攻撃」で相手の国に攻め込むものだとして、「これでは報復を呼び、日本に戦火を呼び込んで、全面戦争になります。こんなことが戦争を禁止した9条のもとで許されるわけがないではありませんか」と批判し、「だから9条を変えようとしているのです。自衛隊の海外での武力行使を全面自由化することが、憲法9条改憲の目的です」と強調しました。

 そのうえで「戦後、自衛隊は、ただの1人も外国人を殺していないし、ただの1人も戦死者をだしていません。憲法9条は自衛隊員の命も守ってきました。この平和の歩みを断ち切り、若い自衛隊員を海外の『殺し、殺される』戦場に送り込む――日本共産党への一票で“こんな改悪は絶対に許すな”の審判を下そうではありませんか」と訴えると、大きな拍手が湧き起こりました。

 暮らしの問題では、物価高騰が大争点になるなかで、破綻した「アベノミクス」を継続しようとする岸田政権を批判し、(1)実体経済をよくすることを最優先にした経済政策への転換(2)新自由主義を終わりにして「やさしく強い経済」への転換――が必要だとして、日本共産党の「五つの大改革」を力説しました。

 さらに、今また平和を壊す「翼賛政治」の危険を感じるとして、「平和を壊す逆流に対して、正面から立ち向かい、打ち破り、命と平和と暮らしを守るために頑張り抜きます」と表明し、「日本共産党を伸ばせば必ず政治は変わります。これからが勝負です。最後まで、ご支援の輪を広げに広げてください」と呼びかけると、大きな拍手と歓声が湧き起こりました。

 志位氏は、神奈川選挙区で、あさか候補は議席を争う大接戦・大激戦にまで押し上げつつあると強調し、「勝つためには大飛躍が必要です。このチャンスを絶対に逃さず、必ず勝とうではありませんか。比例と、あさかさんで、必ず二つの勝利を勝ち取らせてください」と訴えました。

あさか候補訴え

 あさか候補は「物価高で生活が苦しい、経営が苦しいとあらゆるところから悲鳴があがっているのに、政府は消費税減税さえ行おうとしない」と批判。「3人の家族を事故で亡くしてから、日常と命の尊さを忘れたことはありません。一人ひとりの命を大切にし、生活に寄り添う政治へ変えたい。その思いを『8時間働けばふつうに暮らせる社会へ』のスローガンに込めています」と訴えました。