志位和夫 日本共産党

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主な活動

2022年7月1日(金)

日本共産党の政見放送(選挙区)

志位委員長の訴え

日本共産党の躍進で平和・くらし 希望の持てる日本を


 参院選の日本共産党選挙区候補の政見放送のうち、志位和夫委員長の訴えを紹介します。インターネットのユーチューブで検索し、ご覧ください。


写真

(写真)選挙区候補の政見放送で訴える志位和夫委員長(NHKテレビから)

平和とくらしがかかった選挙

 日本共産党の志位和夫です。みなさん、この参議院選挙は、平和とくらしがかかった大事な選挙です。国連憲章をじゅうりんした、ロシアによるウクライナ侵略は絶対に許せません。ロシア軍の即時全面撤退を強く求めます。

 同時にこの危機に乗じて、「敵基地攻撃」「軍事費2倍」「憲法9条を変えろ」という大合唱が起こっていることは重大です。軍事費一辺倒で平和がつくれるでしょうか。日本が軍拡で構えれば、相手も軍拡を加速します。「軍事対軍事」の悪循環に陥ってしまいます。

 「軍事費2倍」といいますが、財源をどうするつもりでしょうか。消費税の大増税か、社会保障の大幅削減か。くらしが押しつぶされてしまいます。

 危機に乗じて憲法9条を改定し、日本を「軍事対軍事」の危険な道に引き込み、くらしを押しつぶす。こんな道は力を合わせて止めようではありませんか。

どうやって日本の平和を守るのか

 日本共産党は、憲法9条を生かして東アジアに平和をつくる外交ビジョンを提案しています。いまASEAN―東南アジア諸国連合は、ASEAN10カ国と日米中など8カ国でつくる東アジアサミットを平和の枠組みとして強化し、ゆくゆくは東アジア規模の友好協力条約を展望しようという大構想(ASEANインド太平洋構想・AOIP)を提唱しています。

 日本が取り組むべきは、ASEANの国々と協力し、東アジアサミットを強化し、東アジアを戦争の心配のない平和な地域にしていくための、憲法9条を生かした平和外交ではないでしょうか。唯一の戦争被爆国として核兵器禁止条約に参加し、核兵器のない世界をつくる先頭に立つことではないでしょうか。

 平和の願いを、党をつくって100年、反戦平和をつらぬいた日本共産党への一票に託してください。

「新自由主義」を終わりに

 物価高騰が庶民のくらしを襲っています。なぜいま物価がこんなに上がっているのでしょうか。原因はウクライナ侵略だけではありません。アベノミクスの「異次元の金融緩和」が異常円安と物価高騰を招いています。その責任は重大です。

 物価高騰でどうしてこんなに生活が苦しいのでしょうか。賃金が上がっていないからです。年金が下がり続けているからです。教育費が重すぎるからです。消費税の増税が家計を痛めているからです。

 弱肉強食の新自由主義が、日本経済を「冷たく弱い経済」にしてしまったことが、生活苦の根本にあるのではないでしょうか。

「やさしく強い経済」へ―五つの提案

 日本共産党は、新自由主義を終わりにして、「やさしく強い経済」をつくる五つの提案をしています。

 第一は、消費税を緊急に5%に減税し、インボイスを中止することです。

 第二に、大企業の内部留保への課税で賃上げを促進する、中小企業支援と一体に最低賃金を1500円に引き上げるなど、「賃金が上がる国」にします。

 第三に、年金削減をストップし、高すぎる学費を半分にし、小中学校の給食費を無償にするなど、社会保障と教育に手厚い予算にします。

 第四に、再生可能エネルギーの大規模普及、原発即時ゼロ、石炭火力からの撤退など、気候危機打開に本気で取り組みます。

 第五に、男女の賃金格差をなくす、選択的夫婦別姓、同性婚、LGBT平等法など、ジェンダー平等の日本をつくります。

 五つの提案、いかがでしょうか。財界献金を一切受け取らない日本共産党への一票で実行しようではありませんか。

 党をつくって100年。自由と平和、まっすぐつらぬく日本共産党の躍進で、平和でも、くらしでも、希望の持てる日本をつくろうではありませんか。