2022年6月23日(木)
大阪から自公と維新に厳しい審判を
志位委員長訴え
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日本共産党の志位和夫委員長は22日、東京・新宿駅前に続き、大阪駅前でも参院選の第一声をあげました。志位氏が「日本共産党は『戦争させない、暮らしに希望を』と訴え躍進を目指します。勝ち抜かせてください。自民・公明と維新に、共産党躍進で厳しい審判をくだしましょう」と呼びかけると、歩道からデッキまで埋めた聴衆から大きな拍手が響きました。
志位氏は、この間の党首討論で、日本維新の会の松井一郎代表が毎回のように「核共有」の議論を主張していると批判。日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が維新の「核共有」の「提言」を「日本国民を核戦争に導く…危険な提言」と糾弾し、撤回を求めていると指摘し、「被爆者の声に耳を傾けず、こんな主張を続けている政党には、今度の選挙で審判を下そうではありませんか」と訴えました。
さらに、維新がカジノ誘致計画を進めていることについて、「人の不幸のうえに成り立つ商売を『成長戦略』に据えるなんてことはもっとも恥ずかしいことです」と批判。一方で、維新の候補のリーフにはカジノについて一言も書かれていないと指摘し、「府民の批判におされ、維新の経済政策の『一丁目一番地』の政策が言えなくなりつつあります。参院選で厳しい審判をくだしましょう」と呼びかけました。
志位氏は、戦前を思わせる平和を壊す「翼賛政治」が起こりつつあり、その中で「突撃隊ともいうべき役割を果たしているのが維新の会だ」と指摘し、「日本共産党は100年の歴史に立って、この逆流に真正面から立ち向かい、打ち破る決意です」と表明しました。
大門みきし比例候補、たつみコータロー大阪選挙区候補が、西田さえ子、山本のりこ両比例候補とともに訴え。「共産党の『やさしく強い経済』の提案が共感を呼んでいます。91の国・地域に広がった消費税減税を日本でも実現する選挙に」(大門候補)、「暮らし、平和を守り、大阪にカジノを持ち込ませない選挙です。大阪選挙区の現職4人(自公維)は全員カジノ推進派。憲法9条変えたらあかん、カジノはあかん、の声をこぞって私、たつみに。必ず国会に戻してください」(たつみ候補)と力を込めると、「がんばれ」の声援が飛び、大きな拍手が起きました。