志位和夫 日本共産党

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2022年6月9日(木)

志位委員長、スウェーデン大使と懇談


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(写真)握手をするペールエリック・ヘーグベリ駐日スウェーデン大使(左)と志位和夫委員長=7日、党本部

 日本共産党の志位和夫委員長は7日、党本部でスウェーデンのペールエリック・ヘーグべリ駐日大使の訪問を受け、懇談しました。目前の参院選に向け、各党の政策について聞いているという同大使館の要請に応じたものです。志位氏は、参院選政策の重点について説明する一方、ウクライナや欧州の情勢に関しても意見交換しました。懇談には吉良よし子参院議員が参加しました。

 懇談は、ロシアのウクライナ侵略、日本の政治情勢、東アジアの平和、ヨーロッパの平和、核兵器禁止条約と核不拡散条約、ジェンダー平等など、テーマが多岐にわたり、志位氏はそれぞれについて党の立場を説明しました。

 この中で、ヘーグベリ大使は、核兵器禁止条約第1回締約国会議にオブザーバーとして参加するスウェーデンの立場や、北大西洋条約機構(NATO)への加盟申請に至った背景などについて説明しました。

 志位氏は参院選について、危機に乗じた「力対力」の道か、憲法9条を生かして「外交で平和をつくる」道かという日本の進路がかかった選挙だと指摘した上で、質問に答えながら、軍事同盟の問題や核抑止論と核禁条約をめぐる問題などで党の立場を立ち入って述べ、熱心な意見交換の場となりました。

 吉良氏は、ジェンダー平等をめざす党の取り組みと政策について強調し、女性が当面する深刻な問題の克服にとって、参院選での選択がとても重要になると述べました。