志位和夫 日本共産党

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談話・記者会見

2022年6月16日(木)

自民・吉川議員の問題「議員の資格はない」

志位氏 自民党の対応も批判


 日本共産党の志位和夫委員長は15日の会見で、吉川赳衆院議員(自民党離党)が18歳の女子大学生に飲酒させ金銭を払ったなどと報じられた問題について問われ、「議員の資格はない。辞職を求める」と厳しく批判しました。

 志位氏は、非常に深刻な問題が提起されているにもかかわらず、「本人が説明を拒否したまま、国会閉会という事態となった」「議員の資格はない。議員辞職を求める」と述べました。

 その上で志位氏は、自民党の対応についても厳しく批判。「自民党は比例の名簿にのせて当選させた。自民党として、きちんと調査して国民に事実関係を明らかにする必要がある。議員辞職が必要だと思うが、そういう方向に向かうよう自民党も力を尽くす必要がある」と強調しました。

 一方、志位氏は、女性記者へのセクハラ疑惑が報じられた細田博之衆院議長も同じだとして、「議長不信任案の否決をもって疑惑がなくなったわけではない」と指摘。自民党の派閥の領袖(りょうしゅう)を務めていた人物が何も説明していないにもかかわらず、「これについても自民党は人ごとで済まそうとしている」と批判しました。

 志位氏は「二つの問題が共通しているのは、自民党が自浄能力を持っていないことだ」として、政権党としての責任が問われていると強調しました。