志位和夫 日本共産党

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主な活動

2022年5月2日(月)

侵略やめよ 物価高騰から生活守れ

第93回メーデー 3年ぶり現地参加開催


 第93回メーデーが1日、全国200カ所以上の会場で開かれ、ロシアのウクライナ即時撤退、物価高騰から生活守れとアピールしました。東京・代々木公園の中央メーデーは、人数制限のもと3年ぶり2900人(主催者発表)が現地参加して開催(オンラインでも配信)し、都内をデモ行進しました。


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(写真)団結がんばろうをする第93回中央メーデーの参加者=1日、東京・代々木公園

 全労連や純中立労組懇などでつくる中央メーデー実行委員会の小畑雅子代表委員(全労連議長)が主催者あいさつ。日本共産党の志位和夫委員長が激励あいさつしました。

 日比谷メーデー実行委員会の中岡基明全労協事務局長が連帯あいさつし、「コロナ禍でみなさんと取り組んだ女性相談会や年越し相談村で、公助の必要性が明らかになった。誰も取り残されない社会にしよう」と呼びかけ。ビデオメッセージで日本被団協の田中熙巳(てるみ)代表委員は、「ロシアに絶対に核兵器を使わせてはならない。その前にこの戦争は終わらせることに全力をつくそう」と訴えました。

 愛労連の西尾美沙子議長は、「最低賃金引き上げ、ケア労働者の大幅賃上げの世論を広げている」と強調。「生業(なりわい)を返せ! 地域を返せ!」福島原発訴訟の中島孝原告団長は、「11年たつが復興にほど遠い。被害が二度と起きない確かな道は脱原発だ」と発言しました。

 決意表明した自交総連の高城政利委員長は、「人の命をあずかる運転者に、良好な健康状態は欠かせない。白タク合法化阻止、労働時間短縮に奮闘する」と語り、フリーランスの労働者が集まる出版ネッツの樋口聡委員長は、「消費税インボイス(適格請求書)の実施中止、報酬10%増額を求める」と訴えました。

平和と暮らし守る共闘を

小畑代表委員が主催者あいさつ

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(写真)主催者あいさつする小畑雅子氏

 主催者あいさつした小畑雅子代表委員(全労連議長)は、ロシアのウクライナ侵略を糾弾し、「国際世論の力で侵略を止め、国連憲章に基づく平和の国際秩序を回復させよう」と訴えました。

 侵略に乗じた大軍拡や「核共有」論を批判し、「憲法を生かした平和な日本をつくるため幅広い労働者・国民の共闘を呼びかけます」と力をこめました。

 春闘で2%を超える賃上げを勝ち取り、ケア労働者の賃上げ制度をつくらせるなど「掲げた要求に確信を持ち労働組合への結集を高め、運動をすすめていこう」と述べました。

 「参院選でいのちと暮らし、平和を守る政治の実現を求めて市民と野党の共闘を大きく発展させていこう」と呼びかけました。