志位和夫 日本共産党

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談話・記者会見

2022年5月28日(土)

物価高騰に無為無策

参院でも打開策提起

補正予算通過受け志位委員長が会見


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(写真)記者会見する志位和夫委員長=27日、国会内

 日本共産党の志位和夫委員長は27日、国会内で記者会見し、2022年度補正予算案が同日の衆院本会議で可決されたことへの受け止めを問われ、同予算案の規模はまったく不十分だとして、「国民が物価高騰でこれだけ苦しんでおり、営業でも大変な悲鳴が上がっている状況のもとで、岸田政権の対応はまさに無為無策だと言わなければならない」と批判しました。

 その上で、同補正予算案は予備費を積み増すという財政民主主義を無視したものだと批判。「私たちは“これでは駄目だ”と抜本的な出し直しを求めた。そして、消費税の減税が(物価高騰への)一番の効果的な対策であること、あるいは政治の責任で大企業の内部留保課税などによって賃金を引き上げること、年金の削減をストップすることなどの具体的な対案を提起したが、耳を貸さないという状況だ」と指摘し、「さらに参議院でも問題点をただし、打開策を示していきたい」と表明しました。