志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

主な活動

2022年1月25日(火)

大きなビジョン示そう

全国革新懇が代表世話人会

志位委員長参加


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(写真)全国革新懇代表世話人会で、オンラインで発言する志位和夫委員長(奥右)=24日、東京都内

 全国革新懇は24日、国会内で代表世話人会を開催しました。総選挙後の政治状況と憲法をめぐる動き、沖縄の選挙(名護市長選、南城市長選)、参院選、「市民と野党の共闘」の発展などについて意見を交流しました。日本共産党の志位和夫委員長が参加しました。

 国会をめぐる動きについて参加者から、岸田政権に対峙(たいじ)する太いところでの論戦の必要性を強調。岸田政権が検討を進める「敵基地攻撃能力」は相手国への「打撃力」の議論であり、「全面戦争につながる危険なものだ」と指摘し、軍事的対立の危険性を国民に知らせていくことの重要性が主張されました。その上で、「東南アジア諸国連合(ASEAN)が定期開催している東アジアサミット(EAS)を、日米中を含む『対話と協力』の平和の共同体に強化していくのが大事だ。岸田首相も否定できなかった」などの意見が出されました。岸田文雄首相が「新自由主義の弊害を乗り越える」と言いだしたことについて、「口先だけのことであって労働法制の規制緩和、社会保障の改悪、消費税もまったく改める気がない」と述べ、ジェンダー平等、気候危機などを位置づけて、大きなビジョンを示していくことが重要だなどの意見が出されました。

 沖縄での選挙結果について、参加者からは「名護市長選で最も重視されたのは辺野古で、市民の6割が新基地建設に反対した」と民意は明確だったとして、「参院選、県知事選に向けて組織面でも政策面でも強くし、『オール沖縄』の勝利のために奮闘しよう」などの意見が出されました。

 今後の要求実現のとりくみについて活発な交流が行われ、「選択的夫婦別姓の請願行動に参加した女性が仲間になるなど、運動と仲間づくりに力を入れている」(女性分野)、「インボイスが導入されると中小業者は廃業に追い込まれる。『中小業者の灯を消すな』と参院選で必ず阻止したい」(中小企業分野)などの意見が出ました。

 会合では、2月5日に開催される「全国革新懇シンポジウム」の内容などについて議論しました。