2021年12月17日(金)
連合・芳野会長発言 事実と異なる 非難する以上は根拠示してほしい
志位委員長が会見で発言
日本共産党の志位和夫委員長は16日、国会内での記者会見で、「産経」(15日付)に掲載された連合・芳野友子会長のインタビューについて問われ、次のように答えました。
芳野会長はインタビューの発言の中で、「共産は指導部が決めたことを下におろしていくトップダウン型で、民主主義のわれわれと共産の考え方は真逆の方向を向いている」といっています。
労働運動のナショナルセンターである連合の責任者が、公党に対して非難をする以上は、根拠を示す必要があります。ぜひ、根拠を示していただきたいと思います。
わが党について言いますと、ここで言われているような、共産党の指導部が決めたことを「トップダウン型」で現場に押し付ける―民主主義を無視して現場に押し付けるというようなやり方はしておりません。
党の運営としても、民主主義を大事にしておりますし、党外の方々―他党の方々、市民の方々、あるいは労働組合の方々との関係でも、現場での民主主義をうんと大事にしております。
私たちの党に対して、民主主義の党ではないとおっしゃるのであれば、これはまったく違う、事実と異なるということを申し上げておきたいと思います。
こういうことをおっしゃるのであれば、具体的に根拠を示してほしい。根拠なしにこういうことを言うのは、ナショナルセンターのトップの発言として、私たちは認めるわけにはいかない発言になります。