志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

主な活動

2021年10月31日(日)

大激戦 比例で共産党躍進必ず

野党共闘が自公を追いつめている

あなたの1票で政権交代始めよう


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(写真)志位和夫委員長の最後の訴えを聞く人たち=30日、東京・新宿駅西口

 政権選択が問われ、国民の命と暮らしがかかった歴史的な総選挙が31日、大激戦のまま投票日を迎えました。一部報道で自民党役員や閣僚の苦戦が伝えられるなど、野党共闘が自公両党を追いつめるなか、日本共産党は選挙戦最終日の30日、野党共闘の勝利と全国11の比例ブロックでの党議席確保・議席増を必ず勝ち取ろうと終日全力をあげました。志位和夫委員長が千葉、神奈川、東京の6カ所で、小池晃書記局長が都内10カ所で訴え抜きました。志位氏は、自公政治に対する総決算の審判を下して国民の声が生きる新しい政権を実現するためにも、比例代表で日本共産党を伸ばしに伸ばしてほしいと呼びかけました。全国の党支部・後援会が「最後の最後までの奮闘が勝負を決める」と対話・支持拡大に取り組み、投票日も棄権防止活動に力を尽くそうと呼びかけあいました。

南関東・東京 志位委員長が最後の訴え

 東京・新宿駅西口で最後の演説をおこなった志位委員長は、日本共産党への新しい支持や期待の広がりを感じていると述べ、29日の東京・立川市での演説後、高校2年生の女性から「共産党の政策が好きです」と握手を求められ、「老舗の政党なのにジェンダー平等、気候危機打開と最先端のことを言っているから」と伝えられたエピソードを紹介しました。

 その上で、「今度の選挙で国民が審判すべきは、岸田首相が今何をいっているかだけではありません。安倍・菅政権の9年間、何をしてきたか。一つひとつ思い起こして総決算の審判を」と強調。「全国各地で、野党共闘が自民党を追い詰めています。この力を発揮して、政権交代を実現し、国民の声が生きる新しい政権をつくろう。そのためにも比例代表では日本共産党を伸ばしてください」と力を込めました。

 志位氏は、政府の新型コロナ対応を批判し、(1)ワクチン接種と一体に検査態勢を強化する(2)病床削減をやめさせ、ケアを支える政治にする(3)コロナで傷ついた暮らしと営業への十分な支援を行う―という日本共産党の提案を訴えました。

 その上で、安心と希望のもてる新しい日本をつくる「四つのチェンジ」((1)新自由主義は終わりにして、命と暮らしを何よりも大切にする政治を(2)気候危機は非常事態―地球の未来を守る政治を(3)ジェンダー平等の日本(4)憲法9条を生かした平和外交で世界に貢献する日本を)を丁寧に訴えました。

 この中で志位氏は、世界で新自由主義からの転換の流れが広がっているとして、バイデン米大統領が富裕層と米財界への課税に言及していることに触れて、「アメリカでもヨーロッパでも、新自由主義はやめにしようという流れが広がっています。日本でも新自由主義を終わりにして、命と暮らし最優先の政治に切り替えていこう」と呼びかけました。

 また気候危機にかかわって、志位氏は、自民党・麻生太郎副総裁の「北海道のお米がおいしくなったのは温暖化のおかげ」とした暴言を批判。「農家の努力をないがしろにするだけではありません。気候危機に対する危機感がまったくない人が政権党の副総裁をやっている。これこそ日本の危機です」と強調し、共産党の「気候危機を打開する2030戦略」の実現を訴えました。

 志位氏は、「四つのチェンジ」を実現するためにも政権交代が必要だと強調。野党は共通政策、政権協力、選挙協力の「3点セット」がそろって総選挙をたたかっているとして、「政権交代を始めよう。そのためにも、ブレずに、誠実に、共闘の発展のために力をつくしてきた日本共産党を比例代表で躍進させてください」と力を込めました。同時に、「選挙は最後の最後までがんばったものが勝ちます。最後まで5票、10票と広げ、素晴らしい勝利を勝ち取らせてください」と訴えると、盛大な拍手が湧き起こりました。

志位委員長の訴え

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(写真)志位和夫委員長とともに訴える、さいとう和子比例候補=30日、千葉県船橋市

 志位委員長と千葉と船橋の駅前で訴えた衆院南関東比例のさいとう和子候補は「コロナ禍の中、まともに食べられない子たちを放置する政治は異常です」と批判。医療・介護・教育最優先の政治への転換を力説しました。千葉駅前では寺尾さとし比例候補(千葉2区重複)も訴えました。

 横浜・川崎・溝の口の各駅前で訴えた志位氏は、日本共産党の比例での躍進を訴えるとともに、神奈川10区では、はたの君枝候補(比例重複)が市民と野党の共同候補になったとして「激しく猛追しています。はたのさんを勝たせてください」と訴えました。

 はたの候補は「野党と市民との20項目の約束をしっかり実現するには政権交代が一番の早道です。共闘を進めてきた共産党をぜひ伸ばしてほしい」と力説しました。溝の口駅前では沼上とくみつ同比例候補も訴え、横浜・川崎各駅前では小田原かなごてファームの小山田大和社長が党への支援を呼びかけました。

 東京・新宿駅前では、東京比例の坂井和歌子候補、市民弁士らが訴えました。