志位和夫 日本共産党

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2021年10月24日(日)

コロナ禍の病床削減 信じられない

志位委員長、愛知県労連議長らと懇談


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(写真)愛知県労連の西尾美沙子議長(右から3人目)ら医療・介護労働者から実情を聞く志位和夫委員長(左)=23日、名古屋市東区

 日本共産党の志位和夫委員長は23日、遊説先の名古屋市で、臨床検査技師の西尾美沙子・愛知県労連議長ら組合員と懇談しました。

 組合員からは「夜勤が本当に大変。低すぎる賃金を上げてほしい」「PCR検査を増やしてほしい」などの切実な要望が出されました。

 志位氏は「40年来の医療と公衆衛生を切り捨ててきた政治が大本にあります」と指摘。「ワクチン接種と同時に大規模なPCR検査が重要です。感染が減っている今こそ検査体制を整えておかないと、感染増加のたびに医療崩壊を繰り返すことになってしまう」と強調しました。

 志位氏は「医療と公衆衛生を立て直すため予算を2倍化し、専門家会議を設置し、保健所数を倍加します」と訴えました。

 西尾議長は「消費税を使って病床削減をするのが許せない」と批判。志位氏が、政府がコロナ禍の2020年度に3400床も病床削減したと指摘すると、西尾議長は「信じられない。入院、したくてもできない人がどれだけいたか」と怒りをあらわにしました。

 志位氏は、4野党党首と市民連合の共通政策で「科学的知見に基づく新型コロナウイルス対策の強化」が掲げられ、政権交代が実現すれば状況は変わると強調。西尾氏は「ぜひ政権交代しましょう」と応じました。