志位和夫 日本共産党

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談話・記者会見

2021年10月8日(金)

総選挙勝利全国総決起集会 5万人超視聴

猛ダッシュ始まった

志位委員長、会見で決意


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(写真)記者会見する志位和夫委員長=7日、国会内

 日本共産党の志位和夫委員長は7日、国会内で記者会見し、岸田文雄首相が総選挙日程(19日公示、31日投票)を示したのを受けて6日に急きょ開いた「総選挙勝利オンライン全国総決起集会」の視聴数が生中継で3万4000人、動画再生を含め5万人以上が視聴していると紹介し、「“いよいよ選挙だ、打って出よう”というとりくみが全国で開始されています」と紹介しました。

 さらに、同集会で志位氏が、7日を“共産党版の公示日”と見立て、総選挙公示日の19日までの12日間で総選挙1回分の活動をやりきり、総選挙期間中も含めて「総選挙」を2回やろうと提起したことを「たいへん意気高く受け止めていただき、いま猛ダッシュが始まっているところです」と述べました。

 その上で、「岸田政権は予算委員会もやらずに総選挙に逃げ込むという状況ですが、この『逃げ』を許さず、攻めに攻めて、自公政権を攻め落とす勢いで頑張りたい」との決意を表明しました。

国民の声聞かぬ姿露呈

岸田内閣支持率

 日本共産党の志位和夫委員長は7日、国会内での記者会見で、岸田内閣の発足を受けた各社世論調査での内閣支持率への受け止めを問われ、「岸田体制が『安倍・菅政治』を継承するという政治の中身だと、早くも底が割れてしまっている」と指摘しました。

 志位氏は、各社世論調査の背景について、「さまざまな問題があるが、端的に二つある」として、「一つは森友疑惑だ」と指摘。岸田首相が総裁選当初、再調査をやる方向で発言していたものの、「途中から再調査はやらないと後退した」と批判。「もう一つは人事だ」として、「政治とカネ」で重大な疑惑が提起されながら、国会への説明責任を一切果たしていない甘利明氏を党ナンバーツーの幹事長に据えたと指摘しました。

 志位氏は「岸田首相は『自分の特技は人の話を聞くことだ』と言ったが、一体、この場合の『人』とは誰か。国民の声ではなく、『あ』がつく人の声ではないか。そのことを多くの国民が見抜いている」と強調。「すでに岸田政権が、政治の中身の点でも、さまざまな体制・人事の面でも、まさに『安倍・菅直系政治』との姿が露呈している。総選挙で、政権交代を実現し、新しい政権をつくるという構えでのぞみたい」と表明しました。