2021年9月30日(木)
力合わせ 気候危機打開
市民と志位委員長語り合う
南関東
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気候危機打開は待ったなし。力を合わせよう―。日本共産党の志位和夫委員長は28日夜、南関東で危機打開に取り組む若者や市民ら5氏と、党が選挙政策として発表した「気候危機を打開する日本共産党の2030戦略」についてオンラインで語り合いました。
はたの君枝衆院議員の司会で、志位氏が30年度までに二酸化炭素(CO2)を最大60%削減(10年度比)することを盛り込んだ「戦略」のポイントを説明しました。
5氏が気候危機打開に向けた活動を紹介し、「戦略」について発言。
FFF(未来のための金曜日)横須賀のメンバーで学生は「菅首相は50年にカーボンゼロというが、それだけでは私たちの未来はない。共産党が30年までの削減を言ってくれ、うれしい」、気候危機アクティビストのUKa(ゆか)さんは「希望が持てる内容。どう伝えるかが大切」と発言しました。
小田原かなごてファームの小山田大和社長は「共産党は理想家というイメージがあったが、現実的でよく練られていてびっくり。政権担当能力がある」、竹内智山梨大学名誉教授は「ようやく出た。うれしく思う」と話しました。
プロダイバーの武本匡弘(まさひろ)さんは「気候危機という言葉を使う政策を持つ政党に投票しよう」と力を込めました。
「戦略」が見てわかる「簡単バージョンがあるといい」などの要望も。
志位氏は「若い人の切迫感、危機感を政治が共有しないといけないと強く思いました。『戦略』のリーフレットも作成中です。みなさんと気持ちを一つにして頑張ります」と話しました。(詳報)