志位和夫 日本共産党

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2021年9月28日(火)

野党の政権合意「今週中に必ず前進を」

革新懇代表世話人会 志位委員長が強調


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(写真)全国革新懇代表世話人会で発言する志位和夫委員長=27日、東京都文京区

 日本共産党の志位和夫委員長は27日、東京都内での全国革新懇の代表世話人会で、市民と野党の共闘の到達点と課題について発言し、総選挙に向けた野党の政権協力の合意について「今週中に必ず前進するよう力をつくす」と述べ、「本気の共闘の体制をつくり上げる1週間にしたい」と表明しました。

 志位氏は、8日の4野党党首と市民連合による共通政策の合意について「安倍・菅政治からのチェンジのポイントになり、要になる大事な課題が盛り込まれました。野党共闘の政策的旗印が立派に立ちました」と話し、「この共通政策を土台に、共通政策を実行する政権をどういう形でつくっていくか、政権協力についての前向きの合意をつくることが、目下の最大の課題です」と指摘。「新しい政権への共産党の協力の形態は『閣内』も『閣外』もどちらもありうるが、どういう形態であれ、共産党が協力する新政権が誕生すれば、日本の政治にとって画期的な新局面が開かれます」と語り、「この課題を進める上で、今週は大きなヤマ場になってきます」と強調しました。

 志位氏は、29日に自民党新総裁が選出されることに触れ、「新総裁が誰になっても、従来の安倍・菅政治の継続の上にあり、政治の中身は変わりません。しかし、自民党はともかくも新総裁を選んで体制を立て直し、総選挙に打って出ようという構えをつくりつつある」と指摘。「それに対して、野党がまさに攻勢的に迎え撃つ体制を今週つくり上げる必要があります」と強調しました。

 志位氏は「来週10月4日は臨時国会の召集があり、召集日には首相指名選挙があります。これを考えても、まさに今週がタイムリミットです。まさに今週中に市民と野党の共闘を大きく一歩前に進めることができるように、全力をあげたい」と表明しました。

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