志位和夫 日本共産党

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主な活動

2021年9月14日(火)

共闘勝利、共産党躍進で政権交代を

4区・ながせ氏勝利 比例は2議席挑戦

長野・諏訪 志位委員長が訴え


写真

(写真)拍手にこたえる(左から)ながせ、藤野、志位、羽田、中川、三ツ橋の各氏=12日、長野県諏訪市

 日本共産党の志位和夫委員長は12日、長野県上諏訪駅前で演説し、県内の全5小選挙区で市民と野党の統一候補の勝利、長野4区では日本共産党の、ながせ由希子予定候補の必勝にむけて「どうか党派の違いを超えて、支持を広げに広げてほしい」と熱く訴えるとともに、衆院比例北陸信越ブロックで藤野やすふみ議員の議席絶対確保と初の日本共産党の2議席獲得にむけた支援を呼びかけました。志位氏、ながせ氏、藤野氏、あいさつにかけつけた立憲民主党の羽田次郎参院議員、社民党の中川博司県連合代表・県議、4区市民連合連絡会の三ツ橋紀代子さんがともに手を振りアピールすると、聴衆から大きな拍手が湧き起こりました。

立民・羽田氏らあいさつ

 志位氏は、長野県は市民と野党の共闘が最も進んだ共闘先進県の一つだとして、県内5小選挙区のすべてで野党が候補者を一本化し、「自民対野党」の一騎打ちの構図がつくられていることを指摘。「信濃毎日」の世論調査で、衆院選で「野党が勢力を伸ばすことを望む」が58%で、与党28%の倍以上になったと指摘し、「日本共産党は、長野1区から5区までの全選挙区で野党統一候補の勝利のために全力をあげます」と表明しました。

 志位氏は、ながせ氏について「長野4区内の13市町村すべてをまわって首長と懇談を重ね、コロナ問題でも台風災害でも、県民の苦しみに心を寄せ、その願いを実現するために先頭にたってきたすばらしい政治家です」と訴えました。

 菅義偉首相の政権投げ出しを批判した志位氏は「日本の政治を変えるには政権交代が必要です。9年間の安倍・菅自公政治の総決算とチェンジの選挙にしましょう。ながせさんをはじめ野党統一候補の全員勝利、比例代表での共産党の躍進で政権交代を実現し、新しい政権をつくる選挙にしていきましょう」と呼びかけました。

 その上で、新しい日本をつくる四つのチェンジ((1)国民の命と暮らしを何よりも大切にする政治(2)気候危機を打開し、地球の未来を守る政治(3)ジェンダー平等の日本(4)憲法9条を生かした平和外交)を丁寧に訴えました。

 志位氏は、市民連合と共産党、立民、社民、れいわ各党が野党共通政策で合意したことを紹介し、「共闘の力で日本を変える選挙にしていきましょう。比例代表では、ブレずに、誠実に、共闘発展のために力をつくしてきた共産党の躍進を」と力を込めました。

 ながせ氏は「新しい政治をめざしてたたかう選挙だ。コロナ禍で女性が追い詰められている。その声を代弁できるのは私だけ。ぜひとも国会に送りだしてほしい」と訴え。藤野氏は「原発が集中する北陸信越で共産党が伸びるということは、原発固執の政治を終わらせるだけでなく、気候危機に真剣に取り組む政治に転換する点でも一番の力だ」と強調しました。

 羽田氏は「みなさんと手を携え、いまの政権に対峙(たいじ)していく。選挙のお礼は選挙で返す」と述べ、中川氏は「市民と野党の力で女性国会議員を信州からつくりだそう」と語りました。三ツ橋さんは「市民と野党が共闘すれば選挙に勝てる。政治を変えることができる」と訴えました。