志位和夫 日本共産党

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談話・記者会見

2021年9月30日(木)

政治の中身は「安倍・菅直系政治」

自民新総裁に岸田氏 志位委員長が会見


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(写真)記者会見する志位和夫委員長=29日、国会内

 日本共産党の志位和夫委員長は29日、国会内での記者会見で、同日の自民党総裁選で岸田文雄氏が当選したことを受けて、次のようにのべました。

 一、今度の結果は、自民党が、政治の中身では、「安倍・菅直系政治」を選んだということだ。

 一、岸田氏は、9年間に及ぶ安倍・菅自公政治を、重要閣僚として、党の幹部として、中枢で支えてきた。とくに、2015年、安倍政権が、憲法違反の安保法制を強行したさいの外務大臣として、立憲主義の破壊に重大な責任を負っている。

 総裁選でも、憲法改定の4項目の推進、原発再稼働、大軍拡を進めるとの主張を行った。国政私物化疑惑の究明にも背を向ける姿勢をあらわにしてきた。コロナ対応でも、安倍・菅政治による失政への反省は一言ものべなかった。

 まさに政治の中身では、「安倍・菅直系政治」というほかない。党の表紙だけ替えても、中身は全く変わらない。

 一、今求められているのは、コロナ対応の無為無策、強権政治、腐敗政治によって行き詰まった自公政治そのものを終わらせる政権交代だ。

 市民と野党の共闘で、自公政権を倒し、政権交代を実現し、新しい政権をつくるために全力をあげる。