志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

主な活動

2021年7月4日(日)

“五輪より命”の1票 共産党に

大激戦 最後まで頑張り抜こう

候補者・党支部が全力

都議選きょう投票

志位委員長らこん身の訴え


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(写真)そねはじめ候補(左)を勝たせてくださいと訴える志位和夫委員長=3日、東京都北区

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(写真)訴える米倉春奈候補(左)と志位和夫委員長=3日、東京都豊島区

 東京都議選は1票を争う大激戦・大接戦のまま、4日の投票日を迎えました。「五輪より命を守れ」と一貫してコロナ禍での五輪中止を求めてきた日本共産党が伸びるのか。五輪を推進してきた自民党・公明党、都民ファーストが伸びるのか。都民の命、暮らしのかかった選挙です。3日、各党とも必死の活動。自民党は閣僚を投入、小池百合子知事が都ファの応援に入り、大阪から松井一郎代表(市長)、吉村洋文副代表(知事)も維新候補の応援に入りました。公明党は反共デマ宣伝を行いました。共産党の31候補、志位和夫委員長、小池晃書記局長、田村智子副委員長、国会議員らはこん身の訴え。党支部・後援会は宣伝や対話・支持拡大に全力をあげました。

 日本共産党の志位和夫委員長は、いずれも当落線上の大激戦になっている定数2、3の4選挙区を午後8時まで駆け巡り、目黒区(定数3)で星見てい子=現=、文京区(同2)で福手ゆう子=新=、豊島区(同3)で米倉春奈=現=、北区(同3)で、そねはじめ=現=の各候補の必勝を訴えました。「選挙は最後の最後まで頑張ったものが勝利をつかめます。もう一回り、二回りと最後までご支持を広げ、日本共産党の候補者を都議会に押し上げてください」と力を込めました。

 どこでも多くの人々が訴えに耳を傾け、通行人から「頑張って」「入れてきたよ」の声がかかり、訴えの節々で「いいぞ」の声と拍手が起こりました。

 志位氏は、「五輪より命」「ケアに手厚い東京」「福祉と暮らし第一」の三つの都民の切実な願いを日本共産党の候補者に託してほしいと訴えました。

 新型コロナ感染が再拡大し、都民に不安が広がっています。志位氏は冒頭、「いま問われているのは五輪と国民の命、どちらを大切にするかです」と強調。「五輪より命を大切にする政治を―の願いを日本共産党に託してください」と訴えました。

 この中で、都民の運動と共産党が力をあわせて、都内17の自治体で子どもの五輪観戦を中止させている取り組みを紹介。「声をあげれば政治を動かすことができます。都議選で『子どもたちを五輪に動員するな』の審判をくだしましょう」と訴えました。

 菅義偉首相や小池百合子知事が「無観客もありうる」と言い始めたことに言及し、日本の「水際対策」のずさんさや五輪開催にともなう人流増などを理由にあげ「無観客でも問題は解決しません」と強調。「どんな対策をとっても、五輪開催にともなう感染の追加リスクはゼロにはできません。政治の根本姿勢として“五輪で亡くなる方が増えても仕方がない”という立場に決して立つべきではありません」と力を込めました。

 「都議選で五輪中止の審判を下そう。共産党候補への1票は命を守る一番確かな1票です」と訴えると、聴衆から大きな拍手が起こりました。

 新型コロナのもとで「ケア」の大切さが浮き彫りになっています。

 自民党都政は都立病院や保健所を半減させてきました。ところが小池都政はこの反省もなく、八つの都立病院、六つの公社病院の独立行政法人化を進め、“もうけ優先”に変えようとしています。

 志位氏は、自民、公明、都民ファーストが独法化推進の先兵となっていることを告発。「独法化をやめ、『都立病院は直営のまま充実を』の1票を日本共産党に託してください」と呼びかけました。