志位和夫 日本共産党

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談話・記者会見

2021年7月16日(金)

一つの党名で活動してきた意義

党創立99周年 志位氏が語る


 日本共産党の志位和夫委員長は15日の会見で、同日に党創立99周年を迎え、党名を変えずに活動してきた意義を問われ、「99年の歴史で、国民との関係で説明がつかないような大きな誤りをしていないからだ。大局において平和・人権・民主主義という国民の利益に即した活動を行ってきた結果だと思う」と述べました。

 志位氏は、99年間、名前を変えずに活動した政党は、日本では日本共産党しかないと指摘。戦前、侵略戦争に加担し大政翼賛会に合流した政党は戦後、同じ名前では出てこられなかったと語りました。

 その上で、「日本共産党は戦前、侵略戦争に命がけで反対を貫き、天皇絶対の専制政治に反対して、国民主権の日本の実現を主張し続けた」と指摘。戦後、ソ連・中国による不当な干渉を断固拒否して、自主独立の路線を発展させてきたと振り返りました。

 また来年の党創立100周年にあたって党史編さんの考えを問われた志位氏は「しかるべき形でまとめていくことは必要になると思う」としつつ、今年の総選挙、来年の参院選でどういう結果をつくるかが大変に大事だとして、「党史を書くことも大事だが、歴史をつくる方はもっと大事だ。次の総選挙で結果が出せるかが大きな勝負になる」と述べました。