志位和夫 日本共産党

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主な活動

2021年5月16日(日)

革新懇運動の値打ち輝く時代 市民と野党の共闘で新政権を

結成40年 総会・記念の夕べ

志位委員長が記念講演


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(写真)報告と提案をする小田川義和代表世話人=15日、東京都千代田区

 結成40年を迎える「平和・民主・革新の日本をめざす全国の会」(全国革新懇)は15日、東京都内で第40回総会と40年記念の夕べを開きました。新型コロナウイルス感染拡大の危機の中で、政権の無為無策への国民的な批判が広がるとともに、東京都議選と総選挙が迫る中での総会。報告や討論では、40年間の革新懇運動を振り返り、当面する総選挙で「市民と野党の共闘」の力で勝利し、命と暮らしを第一にする野党連合政権をめざす決意を固めました。日本共産党の志位和夫委員長(全国革新懇代表世話人)が記念の夕べで記念講演を行い、市民と野党共闘の到達点と展望、革新懇の役割などについて語りました。(志位委員長の記念講演詳報


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(写真)記念講演する志位和夫委員長=15日、東京都千代田区

 志位委員長は記念講演で、「市民と野党の共闘と革新懇運動の40年」と題して、「市民と野党の共闘」の到達点とその展望、今年40周年を迎える革新懇運動が果たすべき役割について縦横に語りました。

 志位氏は、全国革新懇代表世話人の一人として活動してきた故品川正治氏の言葉を紹介し、「革新懇運動の値打ちが輝く時代に私たちは活動しています。そのことを互いに自覚して、間近に迫った歴史的政治戦で政権交代を実現し、新しい政権―野党連合政権をつくるために、ともに頑張りぬこうではありませんか」と呼びかけました。

 記念の夕べでは、エッセイストの海老名香葉子さん、市民連合の中野晃一上智大学教授、東京新聞記者の望月衣塑子(いそこ)さんが祝辞を述べました。参院長野選挙区補選で野党統一候補として勝利した羽田次郎氏がメッセージを寄せました。

 総会では、小田川義和代表世話人が報告と提案。政治変革の最大の障壁である「共産党を除く壁」を乗り越える共闘づくりにまい進してきた40年だったとふり返り、「総選挙での政権交代の実現を掲げたことは、40年の革新懇の到達点」と述べました。歴史的大事業となる野党連合政権の実現をめざし、(1)市民と野党の共闘の発展(2)連合政権実現に全力をあげる(3)生活向上、民主主義、平和の「三つの共同目標」の合意を広げることを「三つの任務」として発展させ追求することを呼びかけました。

 討論では、4月の国政選挙で野党統一候補を勝利させた北海道、長野県、広島県の代表が発言。「逆流や困難を乗り越えて勝利できたのは共闘の積み重ねがあったから。革新懇が大事な役割を果たした」(北海道)などと述べ、草の根の共闘や信頼関係を発展させ総選挙で政権交代を目指す決意を語りました。

 東京の代表は、共闘が実現した今年の四つの首長選のうち二つで勝利したと語り、「共闘が都民の選択肢になれば山が動く」と発言。総選挙にも影響を与える7月の都議選への支援を呼びかけました。

 1年前に結成した神戸市の青年革新懇の代表は、学びや要求実現を大事に企画に取り組んできた経験を語り、「政治に関心がない人も巻きこみ、楽しみながら学び広げる活動を続けたい」と話しました。