志位和夫 日本共産党

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談話・記者会見

2020年12月5日(土)

国会会期 コロナ対策への真剣さが問われる

志位委員長が会見


 日本共産党の志位和夫委員長は4日、国会内で国会会期をめぐる動きについて記者団から問われ、「新型コロナウイルス感染症対策に真剣に取り組む気があるのかが問われる」と強調しました。

 志位氏は、前回の通常国会でも、野党側が会期の大幅延長を求めたにもかかわらず、与党側は今年6月に閉会を強行したと指摘。その後、10月まで5カ月も国会を開かなかったとして、「国会を開き、コロナ対応に全力をあげていたら、このような状況にはならなかったと思う」と述べました。

 その上で「今度こそ、そういうことが起こらないようにしなければいけない。何よりも、コロナから命を守るために国会が働かなくてはならない」として野党側が会期延長を提起したことを強調し、政府・与党のコロナ対策への真剣さが問われると指摘しました。

 また、安倍晋三前首相による「桜を見る会」前夜祭の費用補填(ほてん)疑惑や吉川貴盛元農水相の贈収賄疑惑も国会で究明が必要だとして、「強行閉会は疑惑隠しになる」と厳しく批判しました。