志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

主な活動

2020年11月16日(月)

コロナ危機打開めざす

全商連が総会 「力合わせ政権交代へ」

志位氏あいさつ


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(写真)全商連第54回総会であいさつする太田義郎会長=15日、東京都中央区

 全国商工団体連合会(全商連)は15日、第54回定期総会を、各地をオンラインで結び東京都内で開きました。憲法理念を広げ、コロナ危機打開と消費税減税を実現する方針を採決しました。

 太田義郎会長があいさつし、“みんなで集まって相談し行動して要求を実現する”という創立の精神がコロナ危機のなかで発揮されていると指摘。「新自由主義を克服して中小業者が輝く社会をめざして、大いなる大志を持って、困ったときに頼りになる、新しい時代の要求にこたえる民商・全商連に成長・発展させよう」とよびかけました。

 岡崎民人事務局長が常任理事会報告。「消費税につぶされない対策や新型コロナ危機打開など、変化に対応した助け合い相談を展開し、多くの中小業者を救ってきた」と指摘。「組織拡大で悪政に反撃」を合言葉に改憲阻止の運動などが広がり、市民と野党の共闘が前進しているとし、「希望のもてる経済社会へ、政権交代のたたかいに力を合わせよう」と語りました。

 来賓あいさつした日本共産党の志位和夫委員長は、コロナの第3波が深刻になるもと、命と暮らし、営業を守る取り組みはいよいよ大切だとのべました。菅政権は安倍政権以上に強権で冷酷で「この政権に日本の政治は任せられない」と強調。「民商・全商連のみなさんに、市民と野党の共闘の勝利のための役割を発揮していただき、政権交代で野党連合政権をつくりましょう」と呼びかけました。(委員長あいさつ)

 全労連の小畑雅子議長は「コロナ危機に対する政府の経済対策は大企業の利益優先。政治がすべきは公助の充実だ。ともに力を合わせよう」と話しました。

 討論では、各県連代表らがオンラインで発言し、コロナ相談会を通じて会員が増えた取り組みなどが交流されました。