志位和夫 日本共産党

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主な活動

2020年9月25日(金)

ともに政権をつくるという政治決断を

BS番組 志位委員長が主張


 日本共産党の志位和夫委員長は23日夜、BS日テレ番組「深層NEWS」に出演し、行き詰まった安倍政権の継承を掲げる菅義偉新政権とどう対峙(たいじ)するかをテーマに語り、野党共闘を進める上で政権構想の合意が必要だと強調しました。

 志位氏は野党共闘の到達点について「野党連合政権を一緒につくろうというところまで合意に至っていません。政権交代を協力してやろうというところまではきていますが、その先、もう一歩進む必要があります」とし、「そこはぜひ政治決断してもらいたいと、他の野党のみなさんにはお話ししています」と語りました。

 志位氏は野党共闘の課題について「野党の側に本気になって政権を担うという決意が見えなかったら、野党に対する国民の期待は広がっていかない」と述べ、自公政権を倒すだけではなく、野党として「政権を担う」という合意が必要だと強調。国民の暮らしを守る、民主主義の回復、平和の問題などで「地に足をつけた魅力ある政権公約をみんなで練り上げることが必要だ」と語りました。

 そのうえで、「3点セット」が必要だとして(1)政権構想で合意し政権を担う覚悟を示すこと(2)政権が実行する公約(3)小選挙区での選挙協力―を挙げ、「そこをきちっとやっていきたいというのが目下、努力中です」と述べました。

 志位氏は、来たる総選挙で野党が勝つためにも「野党に政権を担う覚悟がないとだめです。総選挙は政権を選ぶ選挙にもなる。その時に一体どうするのか。自民党は『選挙協力だけやって政権をどうするのか』と、絶対に矛盾をついてきます。やはり“一緒に政権を取ろう”という覚悟が決まってこそ、選挙協力も生きてくるという関係です」と述べ、政権合意に向けた意気込みを語りました。(発言詳報)